自動車保険の家族限定は長期里帰りでも適用されないのか気になっている方は多いと思います。
家族限定とは補償範囲を限定する代わりに保険料を安くするというものですが、自動車保険での家族とは「配偶者(内縁含む)」「同居の親族」「別居の未婚の子」となっています。
よく質問に上がるのが出産や仕事の都合で長期的に実家に里帰りすることになった場合に、自分は家族として含まれるのかということです。
残念ながら長期的な里帰りとなってもそれが一時的なもの(1年以上でも)では家族とみなされないことの方が多いです。
そのため家族限定をつけている車に乗って事故を起こしても補償されません。
ですがまれに補償されるようになるケースもあります。それは住民票ごと移した場合です。
家族と同じ住所に住んでいることが証明できれば家族限定でも補償されることがあるようなのです。
しかしこれでも補償されるかどうかは保険会社によって異なるようです。
そのため補償されるかどうかは加入している保険会社に問い合わせてみるのが一番確実でしょう。
もし長期で里帰りすることになり車に乗る機会があるのなら、その車だけ家族限定を外して誰でも乗れるようにしましょう。
保険料は上がってしまいますが、年間でも数千円程度だと思いますので事故を起こした時のことを考えると安いと思います。
仮に年齢制限があったとしても里帰りした子供(既婚)は他人とみなされるので、年齢条件に関係無く補償を受けることができます。
以上が長期里帰りした時の家族限定に関する情報になります。
この記事を読んでもよくわからない方は加入している保険会社に質問してみてください。ほとんどの会社で丁寧に説明してくれると思いますよ。