東京海上日動の自動車保険を解約する時は日割りで返戻金を計算するのでしょうか?
これは東京海上日動以外にも言えるのですが、解約時の返戻金を日割り計算することはまずありません。
東京海上日動では日割り計算を適用することはあるのですが、それは解約時ではなく中途更新の場合になります。
解約による返戻金は短期率というものを用いて計算されます。
以下が東京海上日動の短期率になります。
ご契約のしおりより引用
月割と短期率の適用条件の違いは保険料を一括で払っているか分割で払っているかの違いになります。
当然ですが、途中で解約してしまうと戻ってくる保険料は残った期間分というわけにはいきません。
返戻金に関する例は以下のようになります。
ご契約のしおりより引用
これを見ると、保険料を一括で支払っている時は返戻金は短期率によって計算されています。
それ以外(例えば月ごと)の支払いでは月割が適用されています。
ここで注目すべきは、同じ契約期間なのにもかかわらず支払っている保険料が異なるということです。
6ヶ月で解約する時一括払いの場合は合計で42000円支払っていることになります。
それに対して月払いの場合は30000円しか支払っていないことになります。
つまり途中で解約する場合一括で支払うよりも分割で支払っていた方が支払う保険料が少ないということになります。
もちろんこれは単純な例ですし分割の場合は手数料も発生するので確かなことは言えませんが、金額が変わってくるのは確実だと思います。
ついでに日割り計算されている例を見てみると、途中で契約内容を変えた際に戻ってくる返戻金を計算する時になっていますね。
以上が東京海上日動の自動車保険を解約した際の返戻金についての情報になります。
ここでは大雑把な例しか出していませんが、実際の保険料はもっと細かくなっていると思います。
解約する際は担当者に連絡して返戻金がどのくらいになるのかを計算してもらいましょう。
担当に聞きにくいという方は、こちらで紹介した表を用いて計算してみてください。