自動車保険の日割りに関して調べた際、加入に関する情報や解約あるいは保険料計算に関する物などいろいろな情報が出て来て困ったことがある方もいると思います。
なのでここではこれらの情報を全てまとめてわかりやすくお届けしたいと思います。
自動車保険の日割り加入について
自動車保険には普段車に乗らない方でも保険をかけることができるようになっているものがあります。
普段は親だけ保険をかけているが、急遽子供が運転することになり保険が必要なった・・・というような場合ですね。
こういった時に利用できるのが1日だけ加入することができる保険です。
このサービスを提供しているのは東京海上日動や三井住友海上やあいおいニッセイ同和損保などです。
東京海上日動はドコモと連携したちょいのり保険(1日自動車保険)というものを提供しています。
詳しい補償内容は割愛しますが、1日500円から加入できることに加えパソコンやスマートフォンから簡単に手続きできるのが特徴です。
三井住友海上はセブインイレブン加入手続きのできる1DAY保険というサービスを展開しています。
こちらも1日500円から加入することができ、補償内容に不安がある方には少しだけ保険料が高くなるプランも用意されています。
1DAY保険は携帯で加入手続きを行い、最寄りのセブンイレブンで支払いを行うことで加入することができます。
あいおいニッセイ同和損保が提供しているのはワンデーサポーターというサービスでこちらも500円から加入することができます。
手続きも他の2社と同様にパソコンやスマートフォンから簡単に行えるようになっています。
このように日割り加入することができる保険会社はたくさんあるとは言えませんが、その補償内容は値段の割にはどこも充実しています。
親の車や友人の車を運転することになった・・・という時などに是非活用してみてください。
保険料は日割り計算されるのか?
続いて自動車保険に加入、あるいは解約した際に保険料がどのような仕組みになっているのか解説していきます。
多くの方が気になっているのは月の途中で加入、あるいは解約した際に保険料は日割り計算で支払うことになるのかだと思います。
結論から言うと多くの保険会社で日割り計算は適用されません。
そもそも自動車保険というのは年単位で契約するものになります。
でも支払いは月々だよね??っと思った方もいるかもしれません。
それは支払いの際に分割を選択してるだけです。
例えばスマートフォンの本体でもでも一括支払いと2年で支払う分割支払いがありますよね?
それと同じです。
自動車保険も一括で支払えない人のために分割で支払えるようになっています。
仮に自動車保険に2015年5月15日に加入したとすると、1年契約なら2016年5月14日まで契約することになります。
そのため加入の際に日割り計算で保険料を支払うということはありません。
続いて自動車保険を解約した際の日割り計算は適用されるのかということですが、結論から言うとこちらもありません。
基本的には解約した際の返戻金については月割計算、あるいは短期率というものが適用されるようになっています。
仮に1年契約で保険料を全て前払いしていたとしましょう。
でも諸事情で半分の6ヶ月で解約したとします。
この時保険料は6ヶ月分戻ってくるのかというとそうではありません。
中には6ヶ月戻ってくる保険会社もあるようですが、多くの場合は短期率というものを設定しています。
これは加入していた期間がどれだけだったのかに対してどのくらい保険料をもらうのかというものを設定したものになります。
例えば1年間の保険料が12万円だったとして、6ヶ月加入した際の短期率が70%だったとしましょう。
短期率は保険会社がどのくらい保険料もらうのかを設定したものになるので、6ヶ月では70%もらうということになります。
12万円の70%なのでこの場合は8万4000円の支払いとなり、差額の3万6000円が返戻金として戻ってくることになります。
返戻金や短期率については契約した保険会社の約定をよく読んでから解約するようにしてください。