チューリッヒを解約した場合日割り計算されるのでしょうか?
これはチューリッヒに限った事ではありませんが、チューリッヒを解約あるいは新規契約した際に保険料が日割り計算されることはありません。
まず新規契約した場合ですが、基本的に保険は年単位での契約になります。
例えば2016年4月15日に開始の時は2017年4月14日が満期日となります。
そのため月の途中で契約しようが保険料が日割り計算されることはありません。
続いて解約した場合ですが、チューリッヒだけでなくほとんどの保険会社では短期率というものを設定しています。
短期率は基本的にどの保険会社も同じように設定されていますが、これをもとに途中解約した際の返戻金を決定します。
チューリッヒの公式サイトで発表されている短期率は以下のようになっています。
既経過期間 | 短期料率 (一般) |
短期料率 (月割) |
7日まで | 10% | 1/12 |
15日まで | 15% | 1/12 |
1か月まで | 25% | 1/12 |
2か月まで | 35% | 2/12 |
3か月まで | 45% | 3/12 |
4か月まで | 55% | 4/12 |
5か月まで | 65% | 5/12 |
6か月まで | 70% | 6/12 |
7か月まで | 75% | 7/12 |
8か月まで | 80% | 8/12 |
9か月まで | 85% | 9/12 |
10か月まで | 90% | 10/12 |
11か月まで | 95% | 11/12 |
仮に6ヶ月で解約したとすると、1年分の保険料の70%を支払う必要があるということになります。
ただし月割で保険料を支払っているとちょうど半分で済んでいますね。
どちらにしても保険料が日割り計算されることはありません。
しかしながらチューリッヒの約款を呼んでいると日割り計算される事例が記載されていました。
約款には「保険契約の無効または失効が保険契約者または被保険者の故意または重大な過失によらない場合は,当会社は,無効のときには保険料の全額を,失効のときには未経過期間に対し日割をもって計算した保険料を保険契約者に返還します。」とありました。
どういったケースならこれに当てはまるのかはわかりませんが、日割り計算される事例もあるということになります。
とはいってもこれは非常に特殊な事例だと思いますので一般的には日割り計算されることはないと思っていただいて大丈夫だと思います。
以上がチューリッヒの日割り計算に関する情報になります。
少しでも保険に関する助けになれば幸いです。