東京海上日動のミニフリートの割引率についてお伝えしていきたいと思います。
東京海上日動などの大手代理店型自動車保険会社にはミニフリートと呼ばれる割引制度が用意されています。
正確にはミニフリートという契約を行うことでノンフリート多数割引が受けられるようになる制度です。
ではそもそもミニフリートとはどういった契約なのでしょうか?
従来の契約(ノンフリート契約)では車1台に対して1つの契約、つまり1枚の保険証書が与えられるようになっています。
複数台契約している方はその車一台一台に保険証書があると思います。
それに対してミニフリート契約では2台以上の車で同じ保険会社で加入する際に1枚の保険証書で契約を結ぶことができる制度となっています。
ミニフリート契約を結ぶとそれぞれの車で等級の割引が受けられるのに加えてノンフリート多数割引が適用されるため通常よりも保険料が安くなります。
ミニフリート契約を結ぶ条件は1台目の車の記名被保険者と2台目以降の車の被保険者が同じかその方の配偶者、あるいは同居の親族なら適用されます。
割引率は契約する台数によって異なっており、東京海上日動では次のように設定されています。
- 2台:3%
- 3~5台:4%
- 6台以上:6%
ミニフリート契約を行うためには
ミニフリート契約を結ぶためには先ほど説明したように同居の家族である必要があります。
これに加えて1台目と2台目以降の保険開始日が同じである必要があります。
しかしながら複数台契約している場合は保険開始日がばらばらであることが当たり前だと思います。
そのためミニフリート契約を結ぶためには一度保険を解約して保険開始日をそろえる必要があります。
中途解約に伴う返戻金に関しては月割で支払われるようになっていると思いますが、保険会社によっては日割りで支払われることもあるようなので、東京海上日動に加入している方は担当者の方に詳しく効いてみてください。
その場合はおそらく等級アップの期間もリセットされてしまうため、できればどちらかの保険の満期日に合わせて開始日をそろえるのがいいと思います。
セカンドカー割引との併用は可能?
なお一定の条件を満たしていると2台目以降の加入でセカンドカー割引を利用することができるようになっています。
詳しい情報は以下の記事を参考にしてください。
https://cheffoundation.org/tokyokaijo/fukusushoyuwaribiki.html
セカンドカー割引とミニフリート契約は併用することができるようになっているため、条件を満たしている場合はかなり保険料を抑えることができるようになると思います。
新規加入なら保険開始日も合わせやすいと思うので、条件を満たしているかどうかは担当者に詳しく効いてみてください。