自動車保険の基礎知識

自動車保険の等級引き継ぎに失敗する代表例

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自動車保険の等級引き継ぎに失敗する代表例をお伝えしていきたいと思います。

 

自動車保険の等級引継ぎはとっても簡単に行えるのですが、中には失敗してしまう人もいるのが現実です。

 

ここでの引継ぎとは親子間ではなく会社間の話なのですが、引継ぎを失敗する人にはある共通点があります。

 

それは自動車保険の解約を人任せにするということです。

 

よくあるのは保険会社を途中で解約して別の保険会社に加入しようとした際に、新しい保険会社や代理店のディーラーなどが前の保険会社の解約手続きを行ってくれるものだと思いこみ手続きをおろそかにした結果、解約ができておらず保険の2重加入となってしまい等級が引き継がれないというものです。

 

一般的には保険の2重加入はできないと言われていますが、実際は手続きの不手際から2重加入されてしまうケースがちょくちょく起こっています。

 

保険会社は横のつながりが強く2重登録は絶対にできないと言われていますが、実際問題として保険に加入していることを伝えなければ相手もそれ以上は調べようとしないため発覚が遅れることがあるようです。

 

2重登録が発覚すると等級の引継ぎを行うための条件を満たさなくなるため6等級からやり直しになってしまいます。

 

等級を確実に引き継ぐために

等級を確実に引き継ぐためには以下のことに注意しましょう。

 

  • 中途解約はせず満期で契約会社を変更する
  • 会社を変更する際は前会社にその旨を自分で伝える
  • 中途で解約する場合はその旨を自分で連絡し、次の会社に等級が引き継げるかを確認する

 

重要なのは解約手続きを自分で行うという点です。

 

そうしないと後々面倒なトラブルにもなりかねないのでここは絶対に守りましょう。

 

細かい指示については保険会社の言うとおりに行っておけば問題なく等級を引き継げると思います。

 

等級はどんなに早くても1年に1等級しか上がらないので、確実に毎年あげていくためにもちょっとしたことをめんどくさがらずに自分で行うようにしてください。

 

 







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