自動車保険で複数所有新規割引を利用するならどこの会社がおすすめなのか調べていきたいと思います。
複数所有新規割引とは?
複数所有新規割引とは一定の条件を満たした際に2台目以降の自動車保険の等級を7からスタートできる割引になります。
通常は6等級からスタートなのですが、6と7では40%近く割引率が異なるので1年目から保険料を大きく節約することができます。
そのため条件を満たす場合は絶対に利用したほうがいい割引です。
複数所有新規割引が適用される条件は次の通りです。
【1台目の条件】
- 11等級以上であること
- 用途車種が自家用8車種であること
- 所有者が個人であること
- 記名被保険者が個人であること
【2台目の条件】
- 今回はじめて自動車保険を契約する車であること
- 用途車種が自家用8車種であること
- 車の所有者が個人で、以下のいずれかであること
- 1台目の契約の記名被保険者(A)
- Aの配偶者(B)
- AまたはBの同居の親族
- 1台目の車の所有者
- 車の記名被保険者が個人で以下のいずれかであること
- 1台目の契約の記名被保険者(A)
- Aの配偶者(B)
- AまたはBの同居の親族
- 1台目の車の所有者
1台目の等級が11以上ならかなりの確率でこの割引を利用することができるので、新たに自動車保険に加入する場合はよく確認してみましょう。
どこの保険会社がおすすめ?
ではこの割引を利用するのはどこの保険会社がいいのでしょうか?
基本的には2台目の保険会社が1台目と同じである必要はありません。
1台目の保険を代理店型で加入し、2台目以降は保険料を抑えたいからこの割引を利用して通販型に加入するというのも珍しくないようです。
もちろん1台目に加入している保険会社にそのまま加入しても何の問題もありません。
多くの方が悩むのは代理店型にするか通販型にするかということだと思います。
あくまで目安なのですが通販型と代理店型の保険料は次のような感じになります。
通販型・・・車両保険なし:4万円前後、車両保険あり:8万円前後
代理店型・・・車両保険なし:8万円前後、車両保険あり:16万円前後
年齢条件によっても保険料は変わってくるので自分が加入を検討している保険会社で詳しい見積もりを取ってみるといいでしょう。
どちらの保険に加入するかは走行頻度なども考えるといいかもしれませんね。
近所の買い物に使用する程度なら通販型でもいいかもしれませんし、頻繁に遠出するようなら代理店の方がいいかもしれません。
ちなみに上記の保険料は実際に三井ダイレクトと三井住友海上で見積もりを取ってだいたいの金額を書いています。
保険料を節約するためのテクニックとしてはノンフリート等級の引継ぎなどもあるのですが、まずは複数所有新規割引が適用できるかどうかを確かめてみてください。
条件を満たしているかどうかわからない場合は加入している保険会社に問い合わせてみるのもいいと思いますよ。