自動車保険の複数所有割引は同一保険会社がいいのか、それとも別の会社がいいのか迷っている方もいると思います。
複数所有割引(会社によって名称は異なる)はいわゆるセカンドカー割引のことで、2台目の車で新しく保険に加入する際に割引してもらえるというサービスになります。
具体的には通常6等級でスタートするところを7等級からスタートすることができ、割引率で言うとだいたい10%ぐらい差があります。
この複数所有割引の特徴は2台目の車で加入する保険会社が1台目とは異なる場合でも適用されるということです。
複数所有割引の適用条件は以下のようになっています。
- 1台目の保険の等級が11等級以上
- 2台目の保険の記名被保険者が1台目と同じ(会社によって異なる)
- 2台目の自動車に前契約がない
2つ目の条件は会社によっては1台目の被保険者の配偶者や同居の親族でもいいというところもあるのでその点はよく調べてください。
話しが少しそれてしまいましたが、本題は2台目の車で加入する保険が同一保険会社の方がいいか別の保険会社の方がいいかということですが、結論から言うとどちらでもいいです。
どの保険会社へもセカンドカー割引が適用可能だと仮定して、今の保険会社のままでいいのか変えた方がいいのかを考えるのはその車の用途と保険料に不安がある場合だと思います。
例えば1台目は仕事に使うため遠出もするし走行距離も長くなりがちだけど、2台目は買い物用が主で街乗りが中心だという人も珍しくないと思います。
そうなると走行距離があまり長くならないため、加入する保険会社で迷っている方は保険料が走る距離によって変わるところを選んでもいいと思います。
また保険料に関しては1台目が仮に代理店型自動車保険だとすると2台目は通販型自動車保険にして保険料を節約するというのもありだと思います。
通販型自動車保険だからと言ってサービスの質が低下することはないので、保険料を節約したい方は通販型自動車保険も検討してみましょう。
また街乗り中心で細い道を行くことがよくあるという方などは自損事故に対応したプランを出しているところに加入するのもいいと思います。
重要なのは2台目の車の用途に合った補償内容を提供している保険会社に加入することになります。
決して1台目と同じ保険会社に加入しなければならないということはないのでしっかりと検討してから加入するようにしてください。