自動車保険の基礎知識

自動車保険の団体割引とダイレクト自動車保険はどっちが安い?

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自動車保険の団体割引とダイレクト自動車保険はどちらがより保険料を節約できるのでしょうか?

 

勤めている会社で加入できる自動車保険とダイレクト型自動車保険のどっちに加入すべきか迷っている方はたくさんいるようです。

 

今回はこれらを保険料の観点から考えてみました。

 

まず団体割引で加入できる保険会社ですが、これは代理店型自動車保険と呼ばれるものになります。

 

よく見かけるのが東京海上日動や三井住友海上、あいおいニッセイ同和損保や損保ジャパン日本興亜といった大手保険会社だと思います。

 

これら保険会社の特徴は高い保険料の代わりに手厚い補償が受けられると言ったところでしょうか。。

 

補償内容や車両保険の有無などにもよりますが、これら代理店型自動車保険では保険料が10万円近くなることも珍しくありません。

 

安くても月々の支払いが7000円ぐらいだと思います。

 

今回は8万円から10万円の保険料だと考えましょう。

 

団体割引では一般的な企業で10%程度の割引、大手企業になると最大で30%の割引を受けることができます。

 

ここでは仮に15%の割引だとしましょう。

 

この時保険料はだいたい6万8000円から8万5000円の間ぐらいになります。

 

代理店型自動車保険で6万円台なら安い方ですね。

 

一方でダイレクト型自動車保険の保険料は以下のようになります。

 

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これはあくまでネットで見積もりをとった一例ですが、保険料の参考にはなると思います。

 

これを見ると車両保険をつけたソニー損保でも4万8000円となっています。

 

年齢条件を変更したりノンフリート等級が変われば保険料も上下しますが、代理店型自動車保険と比べると保険料は安いと思われます。

 

ネットの口コミを調べてみても、会社の団体割引を利用するよりもダイレクト自動車保険に加入する方が保険料を抑えることができたという声の方が圧倒的に多かったです。

 

極めつけは代理店型自動車保険に加入したからと言って必ずしも満足のいくサービスを受けられるとは限らないということです。

 

代理店型自動車保険のサービスの質は良い担当者に当たるかどうかにかかっています。

 

運が悪ければ交渉能力の低い役に立たない担当に当たることになります。

 

そうなればダイレクト自動車保険のサービスより悪いということにもなりかねません。

 

話がそれてしまいましたが、結論を言えば自動車保険の団体割引とダイレクト自動車保険ではダイレクトの方が保険料が安くなる場合が多いということです。

 

保険料だけみて保険を決めるのはナンセンスですが、これが重要なファクターであることも確かです。

 

保険料を重視する方は団体割引だからといって安心せずにダイレクト自動車保険の見積もりも取ってみてください。







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