自動車保険の子供追加特約が残っている会社はないのか調べてみました。
子供追加特約とは18歳以上になった子供が親の車に乗る際に専用の年齢条件を設定できる特約で全体の年齢条件を変更するよりも保険料を抑えることができる特約です。
非常に便利な特約でしたが多くの保険会社で廃止されてしまいました。
しかしながら2016年現在でも子供追加特約が残っている会社もあります。
それはセゾン自動車保険と全労済です。
セゾン自動車保険にあるのは特約ではないのですが、補償内容に子供を追加することができ年齢条件を変更するよりも保険料を抑えることができるようになっています。
セゾン自動車保険公式サイトより引用
続いて全労済についてですが、全労済では運転者の年齢条件が「年齢制限なし」「21歳以上補償」「26歳以上補償」「35歳以上補償」の中から選べるようになっています。
子供特約ではこれとは別に子供に対して「年齢制限なし」「21歳以上補償」「26歳以上補償」を設定できるようになっています。
例えば子供が22歳で親が35歳以上補償で契約しているとした時、子供特約で21歳以上補償を追加することによって親の補償範囲を21歳以上補償にするよりも保険料を抑えることができるのです。
残念ながらどれくらい保険料を安くできるのかまで調べることはできませんでしたが、子供特約を利用することで保険料が安くなることは確かでしょう。
子供特約は保険業界で廃止の道を進んでいるので、この2社でもいつ廃止されるかはわかりません。
ですが現在廃止するという予告はないので、しばらくの間は子供特約の恩恵にあづかることができると思われます。
セゾン自動車保険あるいは全労済に加入されている方で子供が18歳以上になって車に乗るようになったという方は保険料を抑えることができるので是非利用してみてください。