AIU自動車保険では自分以外の人が運転しても補償されるのでしょうか?
これはケースバイケースで補償内容などで変わってくるので一つ一つ解説していきますね。
AIU自動車保険には運転者本人・夫婦限定割引と運転者家族限定割引があり、この割引が補償範囲に大きく関わってきます。
1.両割引を利用していない場合
運転者本人・夫婦限定割引と運転者家族限定割引を利用していない場合、補償範囲に関わってくるのは年齢条件だけになります。
仮に26歳以上補償のプランに加入していたとしましょう。
この時年齢条件が適用されるのは配偶者と同居の親族になります。
そのため配偶者と同居の親族(子供など)が運転する場合は補償されるには26歳以上である必要があります。
ですが上記に該当しない人間が運転する場合は年齢条件に左右されることなく補償を受けることができます。
例えば子供の友人が25歳で車を運転したとしても補償を受けることができるのです。
そのため運転者本人・夫婦限定割引と運転者家族限定割引を利用していない場合、補償範囲が広くなる代わりに保険料が高くなってしまいます。
2.運転者本人・夫婦限定割引を利用した場合
運転者本人・夫婦限定割引を利用した場合、その割引の名前通り補償を受けられるのは運転者とその配偶者だけになります。
運転者本人・夫婦限定割引は年齢条件と掛け合わせて設定できるようになっています。
年齢が低い方が補償を受けられる年齢条件に設定することで更に保険料を抑えることができます。
気をつけていただきたいのはこの割引を利用してしまうと他の人間が運転した際に補償がきかなくなるという点です。
もし夫婦以外が運転する場合はこの割引が付いていないかどうかを確認しておきましょう。
3.運転者家族限定割引を利用した場合
続いて運転者家族限定割引を利用した場合ですが、この割引も文字通り補償範囲を家族に限定する割引です。
この割引で補償を受けられるのは記名被保険者とその配偶者、同居している親族に別居中の未婚の子供になります。
すでに結婚している子供については補償の対象外となってしまいます。
当然ですが、知人や友人なども対象外となりますので気をつけてください。
年齢条件も重ねて設定できるようになっていますが、ほとんどの場合は子供に合わせると思われます。
でないと家族限定にした意味がありませんからね。
以上がAIU自動車保険で自分以外の人が運転しても補償されるための条件になります。
少しややこしいですが何度も見返すことによって理解できると思いますので、これから運転する人が補償範囲に入っているかどうかわからない方はこの記事をよく読んでください。
それでもわからない場合は契約している保険会社のサービスセンターに連絡して補償の対象に入っているかを聞いてみてください。