AIU自動車保険の複数所有新規割引について詳しく解説していきたいと思います。
まず複数所有新規割引についてですが、これは2台目以降の契約の時に一定の条件を見てしていれば7等級からスタートできるというものになります。
通常の契約では6等級からのスタートとなるのですが、AIU自動車保険で6等級と7等級では以下のような差があります。
等級 | 運転者年令条件 | 割増引率 |
---|---|---|
6 | 年令問わず補償 | 28%割増 |
21歳以上補償 | 3%割増 | |
26歳以上補償 | 9%割引 | |
30歳以上補償 |
等級 | 運転者年令条件 | 割増引率 |
---|---|---|
7 | 年令問わず補償 | 11%割増 |
21歳以上補償 | 11%割引 | |
26歳以上補償 | 40%割引 | |
30歳以上補償 |
AIUでは6等級や7等級で6A,6B,6Cなどと細かく分類されているのですが、アルファベットに大した意味はないのでここでは割愛させていただきますね。
全年齢補償では17%の差しかありませんが、26歳以上になると31%も差が出てくるのでかなり保険料を節約することができるようになります。
AIU自動車保険で複数所有新規割引が適用されるための一定の条件は以下のものになります。
- 記名被保険者が個人の場合で、1台目に契約している車が自家用8車種であり、11~20等級であること
- 2台目以降に契約する車が自家用8車種であること
- 契約する車の記名被保険者が、1台目の契約の記名被保険者、記名被保険者の配偶者または記名被保険者もしくはその配偶者の同居の親族であること
- 契約する車の所有者が、1台目の車の所有者、記名被保険者、記名被保険者の配偶者または記名被保険者もしくはその配偶者の同居の親族であること
以上の条件を満たすと複数所有新規割引が適用されるようになります。
これを見る限りでは1台目の契約がAIU自動車保険である必要はなさそうですね。
ポイントとなるのは同居しているという部分で、子供であってもすでに別居している場合は適用されないので気をつけましょう。
複数所有新規割引を利用できるようになれば保険料をかなり節約することができるので是非活用してみてください。
余談ですが、AIU自動車保険ではこの割引は複数所有新規割引やセカンドカー割引などの名称が付いていなかったので探すのに苦労しました。
ただ単にノンフリート等級制度の新規契約者の部分に書いてあるだけなので見落とさないようにしてください。