自動車保険で別居の子供を日割りで追加する方法についてお伝えしていきたいと思います。
別居していた子供が帰省して車に乗る機会があるという方は多いと思います。
この時加入している車を子供が運転しても補償されるのかどうか心配に思っている方もいるでしょう。
別居している子供といっても契約している内容や子供の状況で補償されるかどうかが変わってくるのでケース分けしてお伝えしていきますね。
夫婦限定割引が付いている場合
まず家に子供がいなくなったため保険に夫婦限定をつけている方もいると思います。
この場合いかなる状況でも子供が補償されることはなくなります。
そのため子供を日割りで追加したい場合は1日単位で補償を受けられる保険に加入するか限定を解除する必要があります。
手間などを考えれば1日だけ加入できる保険を利用した方がいいですね。
1日だけ加入できる保険は「東京海上日動」「三井住友海上」「あいおいニッセイ同和損保」から販売されており、1日500円から加入することができるようになっています。
数日乗るだけなら十分すぎるほどの補償を受けられるので是非活用してみてください。
家族限定割引が付いている場合
家族限定割引が付いている場合は子供の状況によって補償されるかどうかが異なります。
具体的には別居している子供が既婚なのか未婚なのかで別れるのですが、未婚の場合は家族に含まれるため新たに何かをする必要はありません。
また未婚の場合で別居している場合は年齢条件も対象外になるので、仮に年齢条件に合っていなくても問題なく補償を受けることができます。
一方、既婚の子供は家族に含まれないため補償を受けることができません。既婚の子供は他人と同じ扱いになってしまうからです。
そのため補償を受けるようにしたければ家族限定を解除するか先ほど紹介した1日保険に加入する必要があります。
長期間乗るようであれば家族限定を解除した方がいいですが、数日だけなら1日保険に必要な日数分だけ加入する方がいいと思います。
限定なしの場合
どの限定もつけていない場合だれが運転しても補償の対象になります。
仮に年齢条件を設定していても適用されるのは被保険者とその配偶者、同居の親族だけなので別居している子供には関係ありません。
限定なしにしている方はあまりいないと思いますが、参考までに覚えておいてください。
以上が別居の子供を日割りで追加する方法になります。
まずは自分の加入している保険の補償範囲をよく見直して、本当に追加する必要があるのかどうかを考えたうえで1日保険などを活用するようにしてください。