自動車保険の複数所有新規割引(セカンドカー割引)の適用条件について解説していきたいと思います。
複数所有新規割引(セカンドカー割引)は2台目の車で保険に加入する際、通常は6S等級からスタートするところを7S等級からスタートできる割引制度です。
これによって通常よりも保険料を抑えることができるようにあります。
具体的に言うと6S等級では4%割増なのに対して7S等級では34%割引なのでかなり大きな差になります。。
40%近くも割引率が増加するので複数所有新規割引(セカンドカー割引)は非常にありがたい割引ですね。
それだけに複数所有新規割引(セカンドカー割引)が適用されるにはそれなりの条件があります。
1台目の車に対する条件
- 等級が11等級以上であること
- 用途車種が自家用8車種であること
- 車の所有者が個人であること
3つ目の条件では所有者がディーラー・ローン会社・リース業者(1年以上のリース)の場合には、車検証記載の使用者を所有者とみなされます。
ここで重要なのは等級が11等級以上であることですね。
これがクリアできていれば他もほぼ大丈夫だと思います。
2台目の車に対する条件
- 2台目の車が今回はじめて自動車保険を契約するお車であること
- 2台目の車の用途車種が自家用8車種であること
- 2台目のお車の所有者が個人で、次のいずれかであること
- 2台目の車の記名被保険者が個人で次のいずれかであること*画像はソニー損保より引用
簡単に言うと2台目の車は家族の車でないといけないということですね。
1つ目の条件に初めて保険に加入する車でないといけないとありますが、保険会社によっては他の保険に加入していても良いというところもあります(ソニー損保など)。
保険会社によって細かいところは違いますので、加入しようとしている保険会社の説明をよく読んでみてください。
以上の条件を満たすと複数所有新規割引(セカンドカー割引)が適用になります。
2台目の車の保険というのはそれだけでもかなりの負担になってしまいますので、複数所有新規割引(セカンドカー割引)が適用できるなら是非利用してみてください。
7等級からスタートできるだけでかなり保険料を抑えることができると思いますよ。