自動車保険の基礎知識

車両保険の金額設定に関する目安について

更新日:

車両保険の金額設定に関する目安についてお伝えしていきたいと思います。

 

車両保険とは事故にあった際に自分の車を修理するための費用を補償してくれる保険で、いくらまで補償してくれるか自分で設定できるようになっています。

 

基本的には保険会社が決めた範囲で決めるようになりますが、その範囲内に決めていれば実際に事故にあった時にそこまで困ることもありません。

 

先ほど言ったように車両保険は自分の車を修理するための費用を補償してくれるものであるため、掛け金の目安は当然車の時価額となります。

 

最悪の場合を想定して乗り換えができるよう金額を設定しておけということですね。

 

例えば200万円の新車を購入して車両保険に加入するなら1年目は200万円の金額に設定しておくべきでしょう。

 

車種の人気具合にもよりますが、車は3年でだいたい60%~40%の価値、5年で40%~20%、8年で無価値になると言われています。

 

もちろん8年目の車にも価値はあるのですが、車種によっては確かに無価値にも近い金額になっているものもあります。

 

そのため車両保険の金額の目安としては上記の数字を参考にして、間の年はだいたいその数字の中間あたりにしておけばいいでしょう。

 

車両保険に関してはだいたいの自動車保険会社で見積もりを行う際に車両保険の金額を1年分価値を下げた金額で見積もってくれています。

 

なのでだいたいその金額に設定しておけばそこまで困ることもないでしょう。

 

どうしても正確な金額が知りたい方は、中古車市場で同じ条件の車がいくらぐらいで売れているかを確認してみると良いでしょう。

 

その金額に設定しておけば最悪事故で廃車になったとしても乗り換える費用を補償してもらうことができます。

 

設定金額でどれくらい保険料に差が出る?

多くの方が気になっているのは設定した金額でどれくらい保険料に差が出るのかということだと思います。

 

ネットで実際に保険会社が提案している掛け金の間で見積もりをとったという口コミを見つけることができました。

 

その方は上限と下限に80万円の開きがあり、それぞれで保険料を見積もってみるとだいたい年間3000円ぐらいの差になったと言っていました。月々に直しても300円ぐらいの差ですね。

 

もちろん保険会社や車種によって変わる数字なのですが、一般的な車に乗っていればそこまで大きな差はないと思われます。

 

車両保険は何年目までかける?

最後に車両保険をかけるべき年数の目安をお伝えしていきたいと思います。

 

先ほど言ったように車は8年目からは無価値になると言われています。8年以上乗っていると全損扱いになる頻度も高くなりますが、それは車の価値が下がっているからにほかなりません。

 

そのため個人的な意見としては8年目以降は車両保険に加入する必要はないと思っています。

 

ただし車の価値がまだかなり残っている場合は別です。

 

金額的な面から言うと時価が50万円以上するようならまだ車両保険をかけておいた方がいいと思います。

 

とはいってもこの金額はあくまでも目安であるため、必要だと思ったらこれより低い金額でも賭ければいいですし、逆にこの金額でも必要ないと思ったらかけることはないと思います。

 

要は車両を修理ないしは買い変える際に何円までなら自己負担できるかということです。

 

100万円を余裕で払える方はその金額で車両保険をかける必要はないですし、逆に50万円がきついならかけておくべきだということです。

 

あくまで保険ですので無理のない範囲でかけておくことをおすすめします。







-自動車保険の基礎知識
-, , ,

Copyright© 自動車保険の相場がいくらなのか確かめよう , 2019 All Rights Reserved.