自動車保険の基礎知識

自動車保険は免許とりたてだと何を選ぶのが正解?

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自動車保険は免許とりたてだと何を選ぶのが正解なのでしょうか?

 

免許とりたてで自動車保険に加入しようとすると困るのはその保険料の高さだと思います。

 

免許とりたてで加入すると等級はスタートの6等級、年齢制限は全年齢補償にならざるをえないとからです。

 

この条件だと保険料はかなり高くなってしまい、安いといわれる通販型自動車保険でも10万円を超えることは珍しくありません。

 

事故率が高いのはこの年代

自動車保険で最も事故率が高いのはこの年代だと言われています。

 

免許とりたてで教習所の車ぐらいしか運転したことがないので当たり前と言えば当たり前ですが。

 

そのため補償内容を悪くして保険料を安くしようとするのは絶対にやめた方がいいです。むしろこの年代こそ補償を手厚くしておく必要があります。

 

代理店型か通販型か

最も悩むのは代理店型にするか通販型にするかということだと思います。

 

結論から言うと、これは補償さえしっかりしていればどちらでも構いません。

 

最近の自動車保険は代理店型だからサービスが手厚く、通販型だからサービスが悪いということは全くありません。

 

両者の違いは契約形態の違いだけです。

 

特に見比べてほしい点は特約とロードサービスの部分です。基本的な補償内容はどの会社も似たり寄ったりなので大きく差が付くのはこの2点になります。

 

車の用途に合わせて必要な補償が多い保険会社を選びましょう。

 

保険料を安くするには?

保険料を安くする方法はいくつかあります。

 

その一つが複数所有新規割引を利用する方法です。

 

この割引はセカンドカー割引とも呼ばれ、2台目以降の契約になると7等級からスタートできるというものです。

 

6等級と7等級では割引率がこのように違ってきます。

 

6tokyu7tokyu損保ジャパン日本興亜より引用

 

1年早く上の等級に上がれるのは非常にありがたいことです。

 

ただしこの割引を利用するには1台目の契約者の被保険者と2台目の被保険者が同じでなければならない保険会社などもあり、自分の車として購入している場合は難しいかもしれません。

 

2つ目の方法は親の等級を引き継ぐというものです。

 

ここでは父親の等級は20等級で40歳だったとしましょう。

 

仮にこのまま保険に加入したとすると

 

等級 年齢条件 保険料
20 31歳以上補償 35000円
子供 6 年齢制限なし 18万円

 

というような状況となってしまいます(例えばの話です)。

 

これを親子間で等級の引き継ぎを行うと

 

等級 年齢条件 保険料
6 31歳以上補償 55000円
子供 20 年齢制限なし 65000円

 

となり、上の状況では保険料の合計が215000円なのに対して下では120000円となっています。

 

年齢条件が変わるだけで10万円近く節約することができるのです。

 

まあこれはあくまで一例ですのでこのようにうまく節約できる人は少ないと思いますが、親の等級がそれなりに高ければ保険料をかなり節約することができます。

 

以上が免許とりたてで何を選べばいいのか良いのかというアドバイスになりますが、結局のところ免許とりたてでもベテランドライバーでも必要な補償は同じです。

 

事故を起こせば同じように弁済しなければいけませんからね。

 

重要なのはどうすれば保険料を抑えられるかということです。6等級7等級の内は保険料がかなり高くなってしまうので、割引率が高くなる26歳以上になるまで我慢するというのも一つの手だと思います。

 

保険料が高いからと言って補償を少なくするのだけは絶対に止めてくださいね。







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