自動車保険の満期とは何なのでしょうか？
車を購入している方は必ず自賠責保険という強制的に加入させられる保険に入っていると思います。
こちらは常に入っているためあまり満期という言葉を使いません。
実際には1年、2年、3年など年単位で保険料を支払っているため満期はあるんですけどね。
一般的に満期といえば任意保険のことを指しているのが大半です。
任意保険は言葉通り任意で加入するかどうかを決めることができる保険なのですが、車を持っている9割以上の方が加入しています。
その理由は自賠責保険だけでは損害賠償を賄えないことが多く、それを任意保険が補ってくれるからです。
現在任意保険はだいたい20社ぐらいから販売されています。
その中で代理店型と通販型に分かれており、代理店型には東京海上日動や三井住友海上が、通販型にはソニー損保やイーデザイン損保などがあります。
任意保険は基本的に1年単位での契約となっています。
例えば2018年4月1日に契約すると翌年の2019年4月1日までが補償期間となり、保険が切れる2019年4月1日が満期日と呼ばれています。
満期を過ぎると車が無保険状態（任意保険が）となるため、通常は満期日が来る前に保険の更新を行ったりほかの保険会社と契約したりします。
任意保険は1年契約であるため毎年ほかの保険会社と契約することも可能となっています。
中にはしっくりくる保険が見つかるまで毎年保険会社を変えている人もいるようですね。
満期日を過ぎてから7日以内に保険に加入しなおさないと以下のようなデメリットも発生します。
- 無保険状態になる
- 等級がリセットされる
特に等級は保険料を安くするために絶対に必要な要素であり、1年に1等級ずつしかアップしていかないので毎年欠かさず保険の更新を行う必要があります。
通常は満期日の60日前に更新に関するはがきやメールが届くようになっており、書いてある手順に従って手続きを行えば等級を引き継いで更新できるようになっています。
もちろん保険会社を変更しても等級は引き継がれます。
保険の満期は補償プランを見直したり保険会社を見直すいいチャンスなので面倒くさがらずに改善の余地がないかいろいろ検討してみてください。
代理店型に加入している場合は担当者にいろいろ聞いてみたり、通販型に加入している方はカスタマーセンターに質問してみるといいと思いますよ。