デメリット等級の引継ぎ期限はいつまで続くのかについてお伝えしていきたいと思います。
そもそもデメリット等級という名称を聞きなれない人も多いのではないでしょうか?デメリット等級とは1から20まである等級の内、1から5までのことを言います。
なぜこのように言うのかというと、等級は保険の契約時には6からスタートするようになっています。1年間無事故で過ごすと翌年には1上がって7等級になるのですが、事故を起こした場合は1等級あるいは3等級のダウンとなってしまいます。
つまり1から5等級というのは何かしらの事故を起こしたことの証なのです。
自動車保険は等級が低いほど、また事故を起こすと保険料が高くなってしまいます。そのため1から5等級のことをデメリット等級というのです。
さて、問題のデメリット等級の引継ぎ期限ですが、仮に6等級で保険を利用するような事故を起こした場合3等級ダウンすることになってしまうので3等級になってしまいます。
この場合、デメリット等級じゃなくなるまで3年は無事故で過ごさなければなりません。
ただし等級が引継がれるのには期限があります。保険を解約してから13カ月無保険状態になるとこれまでの契約情報がリセットされ、また新規で契約し直すことができます。
当然6等級からのスタートですが4等級などと比べると格段に条件はよくなります。
逆にいえば13か月以内に保険会社を変更したとしてもデメリット等級は引継がれてしまうのです。保険会社は横のつながりが非常に強く、保険に加入した人の情報を共有しているので13か月以内に保険に加入しても確実にデメリット等級を引き継ぐことになります。
ちなみにデメリット等級になったからと言って保険を解約し、自分ではなく配偶者や親などが新たに契約したとしてもデメリット等級は引継がれてしまうので覚えておきましょう。
デメリット等級が嫌なら引継ぎ期限となる13ヶ月は無保険状態で車に乗るというのも手ですが、これは絶対にお勧めできません。
デメリット等級になるような事故を起こしてしまったのならなおさらです。おとなしく13ヶ月車に乗らない生活を送るのが吉でしょう。
どうしても車が必要なら高い保険料に目をつむってデメリット等級のまま保険に加入するしかありませんが、中には3等級などになると解約されるところもあるので注意してくださいね。
以上がデメリット等級の引継ぎ期限に関する情報になります。参考になれば幸いです。