自動車保険の基礎知識

自動車保険の13ヶ月以内って何のこと?

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自動車保険の13ヶ月以内とは何のことを指しているのでしょうか?

自動車保険の見積もりを行うと最初の方に13か月以内に加入していた保険がないかどうかを選択するようになっていることがあります。

ないならそれでいいのですが中には事情があって数か月空いただけの方なんかもいるでしょう。

その場合正直にあるを選択してしまうとインターネットからの見積もりができないと表示されると思います。

これは一体なぜなのでしょうか?

自動車保険には等級制度というものがあり、一定の条件を満たすと等級が引き継がれるようになっています。

これは割引率が上がる7等級以上もそうなのですが、保険料が高くなってしまう5等級以下にも当てはまってしまいます。

しかも厄介なことに7等級以上は満期日、あるいは解約してから7日以内に焼失してしまうのに対して5等級以下は解約してから13か月たたないとリセットされないのです。

そのため契約者が5等級以下になっていないかを確認するために上記のような質問があるというわけです。

ただ中には自動車保険が満期になるのに伴って車を廃車にして数か月後に車を購入しなおしただけの方もいるでしょう。

その場合でも保険会社側としてはいくつか確認しておかなければならないことがあるのでインターネットからの見積もりができないようになっているというわけです。

電話から契約できる

13か月以内のルールに引っかかってしまった場合は残念ですがインターネットから契約することができません。

ですが電話から見積もりを取ってもらうことで問題なく契約することができるようになっています。

その際に確認されることは以下の項目になります。

  • デメリット等級(1等級~5等級)になっていないか
  • 以前契約していた保険会社で中断証明書を発行していないか

デメリット等級になっていると保険料が割り増しになるためきちんと保険会社に申告しなければいけません。

ばれないと思って黙って新規で登録しても後々必ずばれるようになっています。

そうなると追徴金が必要になったり最悪の場合は解約させられるので気を付けましょう。

以前の契約で7等級以上になっていた場合は中断証明書を発行しておくことでその等級を新しい保険で引き継ぐことができるようになっています。

7等級以上だったけど中断証明書を発行するの忘れていたという方でも前の保険の満期日から13か月以内なら問題なく発行することができるようになっています。

条件に当てはまる場合は新規で契約を行う前に前の保険会社に連絡を入れて中断証明書を発行してから新しい保険に加入するようにしましょう。

仮に1等級しか上がっておらず7等級での加入になっても新規契約よりは格段に安くなるのでめんどくさがらずに手続きをすることをお勧めします。







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