長期優良契約割引が適用される保険会社と割引率について解説していきたいと思います。
長期優良契約割引とはその名の通り長い期間優良ドライバーだった場合に割り引いてもらえる特典になります。
長期優良契約割引が適用されるための条件には以下のようなものがあります。
- ノンフリート等級が20等級であること
- 前年度の契約時に等級が下がるような事故を起こしていない
- 過去1年以上事故有係数適用期間が0年
各保険会社によって細かいところが違いますが、だいたいはこんな感じです。
長期優良契約割引が適用される保険会社と割引率は以下のようになっています。
保険会社 |
割引率 |
JA共済 | 2% |
日新火災 | 3% |
共栄火災 | 3% |
富士火災 | 3% |
朝日火災 | 1.5% |
あいおいニッセイ同和損保 | 2% |
三井住友海上 | 1.5% |
AIU損害保険 | 10% |
そんぽ24 | 2% |
損保ジャパン日本興亜や東京海上日動なども昔は長期優良契約割引を適用していましたが、料金改定などで割引率が変わったことなどにより廃止されました。
割引率だけで見るとAIU損害保険がダントツですね。
その他はだいたい横並びと言った感じです。
ノンフリート等級が20になっている時点で保険料としてはかなり割引されていますが、長期優良契約割引があればそこからさらに保険料が安くなるので利用者にとってはありがたいですね。
通販型自動車保険でこの割引を取り扱っているところが少ないのはもともとも保険料が安く設定されているためでしょう。
ただ最大手の保険会社にこれが適用されていないのは残念ですね。
長期優良契約割引を受けるには最低でも15年ぐらいかかってしまうので、早くても30代後半からということになりますね。
ノンフリート等級が20になっている人は加入している保険会社に長期優良契約割引があるかどうかを確かめてみてください。
またノンフリート等級が20になっていない人は、長期優良契約割引が受けれるように事故を起こさないような安全運転を心がけましょう。