JA共済の自動車保険で更新忘れした場合の対処法について解説していきたいと思います。
自動車保険は原則として満期日の7日以内に更新手続きをとらないと等級の引き継ぎができなくなります。
これはJA共済も例外ではありません。
更新するのを忘れていたとしても7日以内なら問題なく更新できるので急いで手続きを行ってください。
ですが7日を過ぎると更新はできるものの等級の引き継ぎができなくなります。
せっかく苦労して20等級にしていてもこのたった一回の更新忘れで等級は6に戻ってしまうのです。
ただしJA共済の公式サイトには
「なお、一定の条件を満たしている場合に限り、共済期間の末日の翌日以後1か月以内にご契約のお手続きをしていただくことにより共済期日の末日から同一の内容で継続されたものとしてお取扱いできる場合もあります。」
という文言があります。
この一定の条件についてはカスタマーセンターに電話して聞いてみるようになっていますが、おそらく
- 契約者あるいはJA共済から更新に関する連絡が一切なかった
- 契約更新に関する手続きをしたのに更新されていなかった
といった類いのものだと思います。
このような状況は極めてまれなのであまり期待しないでください。
もし仮にこの条件が適用されると等級が据え置きで保険の更新ができるようになります。
またJA共済の公式サイトには
「一定の条件を満たしている場合に限り、前契約の終期日の翌日より180日以内にご契約のお手続きをしていただくことにより、割引等級を継承できる場合もあります」
という文言もあります。
これは普通に生活している人にはまず起こりえないシチュエーションなので期待しないでください。
簡単に言うと日本にいなかったり、入院していて手続きできない状況だったりする時のことだと思います。
詳しくはJA共済のサポートセンターに問い合わせてみてください。
以上の情報をまとめるとJA共済で自動車保険の更新を忘れてしまうと多くの場合で等級が継続できない悲惨な状況になってしまいます。
JA共済に続けて加入するつもりがあるなら早めに更新手続きを行うようにしましょう。
またJA共済には更新手続きを忘れてもいいように「自動継続特約」というものがあります。
これは満期日になっても何の連絡もしなかった場合に、前年度と同じ契約内容で自動的に契約するというものになります。
これから先JA共済に加入し続けようと思っている方はこの特約を付けていることで更新を忘れることがなくなります。
またこの更新をつけることによって適用される割引制度などもあるので、JA共済で更新しようと感がている方は是非利用してみてください。