大企業の自動車保険団体割引はお得なのでしょうか?
団体割引とは自動車保険に会社ごと加入することによって受けられる割引サービスで、保険会社は大量の契約者を得られることでその分割引してくれるのです。
割引率は会社の規模によって大きく異なり、大企業になると最大30%程度の割引をしてもらえるところもあるようです。
問題はこれが得なのかということですが、何を基準にするかによって得かどうかは別れることになると思います。
団体割引で加入することができる保険会社は基本的には代理店型になります。
団体割引で加入する保険会社は「三井住友海上」「東京海上日動」「あいおいニッセイ同和損保」「損保ジャパン日本興亜」の大手保険会社がほとんどだと思います。
これらの代理店型自動車保険に普通に加入するのと比べると団体割引で加入した方が確実に得をすることになります。
保険の内容によっては3万円以上安くなる人もいるのではないでしょうか。
一方、ネットで加入できる通販型自動車保険と比べると保険料の面からだけ言うと必ずしも得をするとは言えません。
安さが売りの通販型自動車保険は団体割引と比べても保険料が格安になるケースも多く、団体割引と通販型自動車保険のどちらにしようか悩む人はたくさんいるようです。
保険に求めるものは人によって異なるのでここではあまりふれませんが、重要なのは保険料と補償内容のバランス、それに加えて事故を起こした時の対応だと思います。
残念ながら通販型自動車保険の事故対応などは知り合いが偶然加入でもしていない限り知ることはできませんが、団体割引で加入する保険の方は会社の先輩などに確認することができます。
実際に保険料と補償内容のバランスはどうなのか、また実際に事故を起こした時の対応はどうだったかなどは聞いてみると良いと思います。
保険料だけに目をとらわれず補償内容が自分に合っているかをしっかりと精査したうえで加入する保険を決めてみてください。