三井住友海上のノンフリート多数割引の適用条件と割引率についてお伝えしていきたいと思います。
個人が自動車保険に加入するとノンフリート等級制度が適用されて通常は6S等級からスタートすることになります。
1台だけで加入しているとこれだけなのですが、複数台を同じ保険会社で加入するとノンフリート多数割引という割引を受けることができるようになります。
普通は1台の車に対して1枚の保険証券で保険を管理するのですが、ノンフリート多数割引に加入すると複数台の自動車保険を1枚の保険証券で管理することになります。
三井住友海上の公式サイトを見てみるとのフリート多数割引の適用条件は以下のように書いてありました。
保険契約者が自らを記名被保険者として1保険証券で2台以上契約していること。
(1) 記名被保険者が次の( a)~(d)のいずれかに該当する場合には保険契約者と同一であるとみなしてこの割引を適用します。
(a) 保険契約者の配偶者
(b) 「保険契約者またはその配偶者」の同居の親族
(c) 保険契約者がご契約のお車の所有権留保条項付売買契約上の売主である場合の、売買契約上の買主、その配偶者または「その売買契約上の買主もしくはその配偶者」の同居の親族(売買契約上の買主が同一である場合に限ります。)
(d) 保険契約者がご契約のお車の貸借契約上の貸主である場合の、貸借契約上の借主、その配偶者またはその貸借契約上の借主もしくはその配偶者の同居の親族(貸借契約上の借主が同一である場合に限ります。)(2)<「新長期保険料分割払特約>、<長期保険料分割払特約>がセットされた契約において、次の(a)~(c)の条件をすべて満たす契約が2契約以上ある場合には、1保険証券で契約されたものとみなしてこの割引を適用します。
(a) 取扱代理店がそれぞれ同一であること。
(b)各保険証券の始期日および満期日がそれぞれ同一であること。
(c) 保険料の払込方法・払込方式および払込回数がそれぞれ同一であること。
2台以上を同じ保険会社で加入していること自体はそこまで珍しいことではありません。
ただその場合でも保険の開始日が異なるということはよくあります。
ノンフリート多数割引を適用しようと思ったら保険の開始日をそろえる必要があるため、どれかの保険を中途解約して再び契約しなおすという手順が必要になります。
三井住友海上なら担当者に相談すればきちんと対応してもらえると思うので相談してみるといいでしょう。
2019年以降の契約ではノンフリート多数割引の割引率は以下のようになっています。
- 2台:3%
- 3台以上5台以下:4%
- 6台以上:6%
さすがに6台以上持っている人はほとんどいないと思うので多くの場合は3%か4%が適用されることになると思います。
もちろん各等級に対する割引率はそのままなのでノンフリート多数割引に加入すればその分だけ保険料が安くなることになります。
2台以上三井住友海上で加入している方はぜひ利用してみてください。