自動車保険の基礎知識

自動車保険に1ヶ月だけ加入する方法

更新日:

自動車保険に1ヶ月だけ加入する方法を紹介していきたいと思います。

 

自動車保険は基本的に1年単位での契約となり、1ヶ月単位での加入というのはありません。

 

これは通販型自動車保険でも代理店型自動車保険でも同じです。

 

では1ヶ月だけ加入するのは無理なのかと言われればそうでもありません。至極単純ですが契約した保険会社を1ヶ月で解約すればそれでOKです。

 

ですが1ヶ月で解約する場合は気をつけなければならない点があるのでそれを紹介していきたいと思います。

 

まず一つ目は分割払いに対応しているかということになります。

 

保険料の支払い方は年一括払いと分割払いの2種類あります。

 

一括で支払っており途中で解約した場合は短期率という表を元に返戻金を計算することになっているのですが、この表では1ヶ月で解約した場合戻ってくるのは75%分になります。

 

つまり25%分支払っていることになるので支払った額としては3ヶ月分の保険料を支払ったことになるのです。

 

一方、分割で支払っていた場合は加入していた月の分を支払えばそれ以上請求されることはないのでぴったり1ヶ月分の保険料で済みます。

 

そのため途中で解約することが決まっている場合は一括で支払うのではなく分割で支払わないと損をするようになっているのです。

 

ただし一口に分割といってもその様式はさまざまであり、12分割もあれば11分割や10分割もあります。

 

10分割の会社では1ヶ月目に3ヶ月分の保険料を支払うようになっており、これでは結局一括で支払って解約したのと同じ保険料になってしまいます。

 

結局何が言いたいかというと、1ヶ月で解約する場合は保険料の支払いが12分割で行える会社にする必要があるということです。

 

以前は分割が行えるのは代理店型自動車保険に多かったのですが、最近では通販型自動車保険でも行えるようになってきました。

 

そのため安く済ませたい方は通販型で12分割ができる保険会社を探してください。

 

確か三井ダイレクトやセゾンは12分割ができたと思いますが、定かではないので自分で調べるようにしてください。

 

以上が1つ目の方法で、2つ目の方法は1日だけ加入できる保険を利用するというものです。

 

1ヶ月で解約する方法だとだいたいかかる保険料は4000円から5000円ぐらいだと思います。

 

1日だけ加入できる保険は1日500円から加入することができるため、10日前後しか乗らないのならこの保険でも十分対応することができます。

 

1日だけ加入することができる保険は「東京海上日動」「三井住友海上」「あいおいニッセイ同和損保」から販売されているので、そちらでもいいという方は参考にしてみてください。

 

友人の車を借りる場合

ここまではあくまで自分の車で保険に加入することを前提にお伝えしてきましたが、1ヶ月だけなら友人の車を借りるということも考えられます。

 

この場合はわざわざ保険に加入しなくても、友人の保険の条件を少しいじるだけで解決します。

 

まあそもそも友人の車が保険に入っていたら1day保険以外は加入できませんが・・・。

 

友人の車を借りる場合にいじる部分は補償範囲の限定の部分です。

 

多くの方が保険料節約のため補償範囲を夫婦限定、あるいは家族限定にしています。

 

これを限定なしにすると友人が補償範囲に含まれるようになるため、誰でも車を運転することができるようになります。

 

家族限定割引はだいたい7%ぐらいの割引なので、保険料が月5000円だとしても350円高くなるだけなので、それぐらいなら負担できると思います。

 

まあこの方法はあくまで友人の車を借りた場合に限定されるので、そうでない方は最初にあげた方法で保険に加入するようにしてください。

 







-自動車保険の基礎知識
-,

Copyright© 自動車保険の相場がいくらなのか確かめよう , 2019 All Rights Reserved.