イーデザイン損保とそんぽ24の違いを比較してみました。
イーデザイン損保とそんぽ24は共に通販型自動車保険であるため代理店型自動車保険と比べると保険料は安くなっています。
自動車保険の違いは主に特約とロードサービスになるのでこれらを重点的に比較していきたいと思います。
特約の比較
イーデザイン損保に付帯できる特約
- 対物超過修理費用補償特約
- 人身傷害補償保険
- 女性のお顔手術費用特約
- 育英費用特約
- 入院時諸費用特約
- 車両新価保険特約
- 車載身の回り品補償特約
- 車両全損時諸費用特約
- 事故時レンタカー費用特約
- ファミリーバイク特約
- 弁護士費用等補償保険(自動付帯)
- 他車運転危険補償保険(自動付帯)
- 自損事故傷害保険(自動付帯)
- 無保険車事故傷害保険(自動付帯)
そんぽ24に付帯できる特約
- 対物超過修理費用補償特約
- 人身傷害補償特約
- 車対車免ゼロ特約
- 個人賠償責任特約
- 弁護士費用等補償特約
- 身の回り品補償特約
- 代車費用補償特約
- ファミリーバイク特約
- 他車運転危険補償特約(自動付帯)
名称は違っても補償の内容が同じものについては赤字にしています。
つまり黒字の補償が各社で独自の補償になるということです。
イーデザイン損保の特徴は事故を起こした際の補償が充実しているという点ですね。
例えば「女性のお顔手術費用特約」は車の事故により女性が顔などにケガをし、約款に定める手術をした場合に定額補償されるようになっています。
また「育英費用特約」では、車の事故により扶養者が死亡した場合などに、子供の育英費用を定額補償してくれるようになっています。
このように事故によって起きた損失を細かく補償してくれるようになっています。
後の特約はだいたい名称を見ればわかると思いますのでここでは割愛しますね。
一方、そんぽ24の「車対車免ゼロ特約」では車と車の事故が起こった際に自己負担となる免責金額を0にしてくれるというものになります。
もちろん車両保険のプランで免責を0にすることはできますがそれでは保険料が割高になってしまいます。
そんな時に免責ありのプランにしてこの特約をつけることで保険料を抑えることができるのです。
イーデザイン損保でも免責0のプランはありますが、この特約はないため免責を0にしようと思ったら保険料が割高になってしまいます。
また「個人賠償責任特約」では自動車以外の事故でも補償してくれるという特約になります。
例えば自転車に乗っていて歩行者にけがをさせたりした場合や犬の散歩をしていて人にけがをさせてしまったなどの場合に補償されるようになっています。
どちらが良いかは人によって異なると思いますので、生活スタイルに合った特約がある保険会社を選ぶようにしましょう。
ロードサービスの比較
イーデザイン損保 | そんぽ24 | |
無料レッカー距離 | 提携修理工場:距離無制限
顧客指定先:60km |
提携修理工場:距離無制限
顧客指定先:100km |
ガス欠 | 1年で1回のみ(ガソリン代10リットル無料) | 回数制限なし(1年で1回だけガソリン代10リットル無料) |
バッテリー上がり | 回数制限なし | 回数制限なし |
宿泊費用・帰宅費用 | なし | あり |
契約者特典・割引 | メディカルコールサービス(医療機関案内サービス、医療相談サービス) | クラブオフ(宿泊施設・レジャー施設割引) |
ロードサービスに関してはそんぽ24の方が充実していると言えるでしょう。
特にロードサービスを利用した時の宿泊費や帰宅費用を負担してもらえるのは非常にありがたいと思います。
仕事やレジャーなどで遠出することが多い人にはそんぽ24の方がお勧めですね。
保険料の比較
保障内容の違いはだいたい分かったと思うのでここからは保険料を比較していきたいと思います。
それぞれの公式サイトを利用して契約状況をなるべく同じにして保険料がどのくらい変わるのかを見てみました。
そんぽ24
イーデザイン損保
車両保険なしではイーデザイン損保の方が約6000円ほど安くなっていますね。
エコノミーでも同じですが、おそらくそんぽ24では車両保険に加えて人身傷害なども付与されているのでその分上がり幅が多くなっていると思います。
最初に比較したように保証の種類ではイーデザイン損保の方が多くなっており、どれを付けるかによって保険料は大きく変わってきます。
おそらく上記のシミュレーションは最低限の保証しかついていないのでこのように安くなっているのでしょう。
とはいえ同じ通販型自動車保険でもイーデザイン損保の方が安くなりやすい傾向にあるのは事実でしょう。
簡単ではありますが、以上がイーデザイン損保とそんぽ24の比較になります。
事故時の補償を充実させたいならイーデザイン損保、ロードサービスを充実させたいならそんぽ24の方が良いかと思われますが、当然保険料との兼ね合いもあると思いますので、違いをよく理解したうえで加入する保険を決めるようにしてください。