止まってる車にぶつけたら保険を使うべきなのでしょうか?
これは相手の車がどの程度損傷しているかによって使った方がいいときと使わない方がいいときに分かれてしまいます。
止まっている車にぶつけるというのは主に駐車場での事故が多いと思います。
相手の車の持ち主はその場にいないことが多いため自分でいろいろ判断しなければいけません。
一番やってはいけないのが当て逃げすることで、これは後々ばれてしまうと罰金になったり免許停止になったりするのでお勧めできません。
特に最近ではドライブレコーダーがついている車も多いですし監視カメラも多いのでばれる可能性が高くなります。
止まっている車にぶつけてしまったらまずは警察に連絡して物損事故として処理してもらいましょう。
処理中に相手が現れればその場で謝罪し連絡先などを交換しておき示談交渉に備えておきましょう。
運転手が現れなかった場合は警察にその場は任せて後日連絡先を教えてもらい謝罪と菓子折りなどを持っていくのがいいと思います。
けががなかったとはいえ相手の交通手段を奪うことになるのでとても迷惑がかかりますからね。
また警察に連絡すると同時に自分が加入している保険会社への連絡も行うようにしてください。
そうすれば示談交渉を行ったもらうことができますし、相手との面倒なやり取りを丸投げすることができます。
保険を使わない方がいいのはどんな時?
請求金額によっては保険を利用しない方が安くつくことがあります。
保険を利用すると当然3等級ダウンすることになるのですが。これによって保険料はかなり高くなります。
どのくらい高くなるのかは保険会社に見積もりと今後数年のシミュレーションを出してもらうのがいいでしょう。
止まっている車にぶつけてしまった場合、その程度にもよりますが修理費用は5万円~15万円ぐらいに収まると思います。
15万円ぐらいかかるなら保険を利用したほうが安くつくかもしれませんが、5万円程度だと確実に自分で負担したほうが安く済むでしょう。
どちらが得をすることになるかも保険会社に相談してみるといいと思います。
見積もりを出してもらうときの注意点
修理費用がどれくらいかかるかは相手が見積もりを取ってもらうまではわかりません。
ただ中にはこの機会に車をきれいにしようと事故とは関係ない部分まで修理費を請求してくる輩がいます。
気がつけば対処できますが証拠がないと相手に押し切られてしまうこともあります。
なので事故を起こした際に相手の車の傷ついた部分を写真に撮って画像として残しておくことをお勧めします。
こうしておけば見積もりを見せてもらった時の詳細を見て関係のないものははじくことができるので余計な出費を抑えることができます。
また保険会社に任せっぱなしにすると相手の言いなりになってしまうことがあるので、事故処理がちゃんと進んでいるかどうかの確認は定期的に行っておきましょう。
全面的にこちらが悪いとはいえ相手の言いなりになる必要はないのできちんと筋は通してもらうようにして下さいね。