自動車保険は20等級なら3年契約が最強って本当なのでしょうか？
自動車保険は基本的には1年ごとの契約になっており毎年更新手続きを行う必要があります。
しかし一部の大手代理店型自動車保険には複数年契約があり、1年ごとに契約するよりも保険料がお得になることがあります。
長期契約プランを用意しているのは東京海上日動、損保ジャパン日本興亜、あいおいニッセイ同和損保、三井住友海上などですが、この中で三井住友海上だけは長期プランでも内容がちょっと異なるので気を付けましょう。
https://cheffoundation.org/mitsuisumitomo/newlong.html
一般的に思われている長期契約プランのメリットは契約途中で事故を起こしても等級が変化せず保険料面で安くなるという点です。
確かにそれはその通りで1年契約と3年契約では次のような違いがあります。
契約期間中は無事故でも等級が変化することはないのですが、もともと20等級ならこれ以上上がることはないので等級が変化しないことのデメリットはありませんし、確かに保険料面では説くかもしれませんね。
ただこう言った説明は常に最もいい例が紹介されているもので、実際には3年目に事故を起こす場合もあります。
そうなるとその時点での長期契約のメリットはほとんどなくなると思ってもらってもいいでしょう。
また今の保険に満足しており今後も保険会社を変更するつもりがないなら3年契約はお勧めですが、保険料を安くするために通販型に換える可能性が1%でもある場合は3年は重い枷になってしまいます。
もちろん途中で解約することも可能ですがその分加入者は若干損をすることになるでしょう。
当然通販型の保険料の方が保険料は安くなるわけですから長期契約に加入するよりも保険料面では得をすることになりますからね。
なので20等級になって3年契約を結ぶ場合は以下のような方におすすめです。
- 自動車保険について考えることを放棄している
- 代理店型から乗り換えるつもりは一切ない
- 自動車保険の更新手続きすらめんどくさい
- 今後も高い保険料を払い続けるつもりでいる
別に私は代理店型自動車保険を否定しているわけではなく、あくまで保険料の観点から見ると割高になるということです。
経済的に余裕のある方は代理店型でもいいと思いますし、そのあたりのことは家計のお財布とよく相談して決めるようにしてくださいね。