自動車保険を20等級にするには最短で何年かかるのか疑問に思っている方も多いようです。
自動車保険に加入するとノンフリート等級制度が適用されるようになっており、普通に加入すると6等級からのスタートとなります。
等級は1~20等級まであり、1年間保険を使わなければ翌年1等級アップします。
保険期間中に保険を使う事故を起こしてしまった場合は翌年3等級ダウンすることになり、事故あり係数もついてしまうため無事故の時よりも保険料が割高になります。
ここまでの説明でわかった方も多いと思いますが6等級からスタートして1年に1等級上がるということは最短で14年かかるということになります。
30歳で保険に加入したなら20等級になるのは44歳ということになりますね。
セカンドカー割引で1年短縮
家族にすでに自動車保険に加入していて一定の条件を満たしていればセカンドカー割引が利用できる場合があります。
セカンドカー割引を利用すると通常6等級からスタートするところを7等級からスタートすることができるようになります。
つまり20等級になるまでの道のりが1年間短縮するということですね。
たったの1年と思うかもしれませんが、6S等級と7S等級では4割近く割引率に差ががるので利用できる場合は絶対に利用したほうがいいです。
1年目から20等級にする裏技
自動車保険には等級の引継ぎという制度もあります。
これは同居の親族が加入している自動車保険をそのまま引き継ぐということになります。
例えば同居している父親の自動車保険が20等級だった場合それを引き継ぐことで1年目から20等級にすることができるというわけです。
もし仮に父親が子供に等級を引き継いだら当然新しく保険に入りなおさなければいけません。
それだと意味がないのではと思う方もいるかもしれませんが、自動車保険の保険料を決める要素は等級以外にも年齢条件など複数設定されています。
特に年齢条件は保険料に大きく影響するようになっており、20歳で新規で契約するのと比較すると50歳で新規で契約する方がはるかに保険料が安くなるようになっています。
つまり自分6等級父20等級よりも自分20等級父6等級の方がトータルで保険料が安くできるというわけです。
等級を引き継ぐためには同居しているなどいろいろな条件があるため、興味がある方は加入している保険会社の情報を調べるか担当者やカスタマーセンターに連絡して見るといいでしょう。
条件を満たしていなかった場合は1年ずつこつこつ積み上げていく必要があるので安全運転を心がけてなるべく保険のお世話にならないようにしましょう。