三井住友海上自動車保険の年齢条件ごとの割引率

三井住友海上自動車保険の年齢条件ごとの割引率についてお伝えしていきたいと思います。

自動車保険に加入すると運転者に応じて年齢区分が設定できるようになっており、年齢条件を高くするほど保険料が安くなるようになっています。

保険会社によって採用している区分はさまざまなのですが、三井住友海上の年齢条件区分は以下のようになっています。

保険会社によってはこの年齢区分に加えて35歳以上がさらに細かく分けられているところもあります。

三井住友海上がそうなのかは公式サイトを見ただけではわかりませんでした。

話を年齢条件に戻しますが、上記の4つで保険料にどのくらい差があるのか以下の条件のもと三井住友海上で実際に試算してみました。

上記では年齢条件だけを変更しているので純粋に割引率の差で保険料が変わっています。

これを見ると35歳以上と26歳以上では5%程度しか保険料に差がありませんね。

保険料がそれほど変わらないということはこの2つの年齢条件ではそこまで事故を起こすリスクに差がないということなのでしょう。

更に年齢を下げて21歳以上補償になると保険料が50%近く上がっているのがわかると思います。

この年齢帯だと学生も多く含まれていると思いますのでまだまだ運転技術が未熟な人が多いということなのでしょう。

ニュースで大きな事故が起こっているときはたいてい高齢者か若者のイメージですからね。

21歳以上補償か26歳以上補償かが保険料を安くできるかどうかの境目となりそうです。

更に条件を緩和して全年齢補償にすると35歳以上補償の時の2.5倍ぐらいの保険料になっているのがわかると思います。

事故を起こすリスクが最も高いのは免許を取ってから3年以内ぐらいだそうなので、それを考慮してのこの保険料の高さなのでしょう。

車両保険ありで20万円以上するのでこれではちょっと加入するのが厳しいですね。

この年齢で自動車保険に加入するなら購入する車や加入する保険会社をよく考える必要がありそうです。

車両保険が必要ない中古車を購入して通販型に加入すればそれなりに保険料を抑えることも可能となるでしょう。

もちろん補償内容や等級によっても保険料は大きく変わってくるため一概には言えませんが、年齢条件が保険料に大きくかかわってくるのは間違いありません。

年齢条件を設定する場合はできるだけ年齢を高く設定できるように工夫するようにしましょう。

三井住友海上にはありませんが、子供が追加された際にできるだけ保険料が安くなるような特約などもあるところにはあるのでいろいろ検討してみるのもいいと思いますよ。