18等級の自動車保険の相場はいくらぐらいになるのでしょうか?
長年かけてようやく18等級になったと思いますが、このぐらいになるとあまり気にしている人もおらずいつの間にかなっていたという人も少なくないようです。
まあ17等級から1%しか割引率は上がっていないのであまり変化を実感できませんからね。
とはいっても18等級では無事故の場合だと割引率が54%となっています。
6等級の時と比べたら5割近く、7等級の時と比べても2割以上は安くなっています。
保険料を見たらいつの間にか安くなっていたと感じている方もいるでしょう。
保険料が安くなってきたと感じたら補償内容を見直すチャンスでもあります。
更新だけしていると補償内容が不足していたり、新たに追加された補償に気がつかなかったりすることもありますからね。
また加入時には複数の会社を比較していても、このぐらいの等級になると比較していないという方も多いです。
そのため保険料の相場がどのくらいなのかわからないという方もいるでしょう。
そこで世間一般では18等級の保険料の相場がどのくらいなのか代理店型の大手である三井住友海上と通販型の大手であるソニー損保で見積もりを取ってみました。
大まかな見積もり条件は以下の通りです。
【見積もり条件】
- 年齢:44歳
- 初年度登録年:2018年2月
- 運転者限定:本人と配偶者限定
- 使用目的:日常・レジャー
- 走行距離:5000㎞以下
- 免許の色:ゴールド
- 車両保険:一般型
見積もりをとったのは各ジャンルで人気車種であるアクア、N-Box、セレナとなっています。
このいずれにも乗っていないという場合は近いジャンルの車種の保険料を参考にするといいでしょう。
アクア(普通車・ハイブリッド)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 44,350円 | 23,450円 | 79,800円 | 49,200円 |
26歳以上 | 46,050円 | 24,510円 | 84,840円 | 52,200円 |
21歳以上 | 69,690円 | 36,330円 | 122,520円 | 69,120円 |
年齢問わず補償 | 124,310円 | 62,850円 | 199,920円 | 101,880円 |
N-Box(軽自動車)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 37,300円 | 19,130円 | 61,440円 | 38,520円 |
26歳以上 | 38,670円 | 19,950円 | 64,440円 | 39,000円 |
21歳以上 | 58,160円 | 29,170円 | 94,320円 | 54,480円 |
年齢問わず補償 | 103,140円 | 49,720円 | 161,400円 | 81,720円 |
セレナ(ミニバン)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 41,230円 | 18,160円 | 74,280円 | 40,200円 |
26歳以上 | 42,720円 | 18,960円 | 78,720円 | 42,480円 |
21歳以上 | 64,560円 | 27,770円 | 114,120円 | 55,200円 |
年齢問わず補償 | 115,370円 | 47,570円 | 187,080円 | 79,800円 |
なお年齢条件について35歳以上は三井住友海上のみとなっており、ソニー損保は30歳以上補償での見積もりとなっています。
またソニー損保のプランではオプションとして弁護士費用特約と個人賠償責任特約が付帯されています。
上記を見ると通販型でも補償を手厚くして4万円台で加入することができそうですね。
ただしソニー損保は通販型の中でも比較的保険料が安いほうなので、チューリッヒあたりに加入する場合はもう少し高くなる可能性もあります。
イーデザイン損保だと同じぐらいですかね。
ほかの通販型は個人的にあまりお勧めではないので詳しくは調べていませんが、通販型なら上記に挙げた3社かアクサダイレクトあたりがいいでしょう。
代理店型になるとハイブリッドやミニバンだとまだそれなりの保険料になっていますね。
おそらく車両保険が高くついているのでしょう。
安全を買っていると思えば仕方のない金額であるともいえますが、保険料を安くしたいという方は通販型を検討してみてもいいと思います。
特に年齢条件を若く設定しなければいけない場合は代理店型だと管理保険料が高くなってしまうでしょう。
家族構成上年齢条件を外すことはできないので安くしたい場合はその他の点で抑える必要があります。
保険会社を変えるのも一つの手ですが人身傷害を見直したり車両保険のタイプや免責を変更するだけでもかなり節約にはなるでしょう。
等級が上がって割引率が上がってきたからこそ保険の選択肢が増えてくると思うので、この数年の間に一度も見直しを行っていないという方はぜひ一度見直してみてください。
特にここ数年は制度の改正などが相次いているので改めて見積もりを取ることで新しくわかることもあると思いますよ。