17等級の自動車保険の相場はいくらぐらいになるのでしょうか?
ここまで来るのに最短できた人もいれば事故を起こしながらも粘り強く等級を上げてきた人もいるでしょう。
いずれにしても並大抵の苦労ではなかったと思います。
とはいっても別段やらなければならないこともないのでいつの間にか上がっていたという人がほとんどでしょうが。
ここまで頑張ってあげてきたかいあって17等級では無事故の場合だと割引率が53%となっています。
事故あり係数がついている場合は割引率は38%になるのですがここでは割愛しますね。
ただ20等級から事故を起こして保険を使うと17等級になるので案外事故あり係数がついている方は多いかもしれませんね。
今後要望があればそちらについても詳しく触れていきたいと思います。
17等級にもなると保険を見直さず今入っている保険の更新だけを行っている人も少なくないようなのですが、これは非常にもったいないといわざるを得ません。
等級が上がってきたからこそ保険の選択肢が増えてくるため見直しをしないのは非常にもったいないのです。
また更新だけを行っていると自分の保険料が適正なのかどうかも判断しにくくなります。
そこで世間一般では17等級の保険料の相場がどのくらいなのか代理店型の大手である三井住友海上と通販型の大手であるソニー損保で見積もりを取ってみました。
大まかな見積もり条件は以下の通りです。
【見積もり条件】
- 年齢:44歳
- 初年度登録年:2018年2月
- 運転者限定:本人と配偶者限定
- 使用目的:日常・レジャー
- 走行距離:5000㎞以下
- 免許の色:ゴールド
- 車両保険:一般型
見積もりをとったのは各ジャンルで人気車種であるアクア、N-Box、セレナとなっています。
このいずれにも乗っていないという場合は近いジャンルの車種の保険料を参考にするといいでしょう。
アクア(普通車・ハイブリッド)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 45,280円 | 23,920円 | 81,480円 | 50,040円 |
26歳以上 | 47,000円 | 25,000円 | 86,400円 | 53,040円 |
21歳以上 | 71,160円 | 37,080円 | 124,920円 | 70,320円 |
年齢問わず補償 | 126,970円 | 64,170円 | 204,120円 | 103,920円 |
N-Box(軽自動車)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 38,070円 | 19,500円 | 62,760円 | 39,240円 |
26歳以上 | 39,460円 | 20,340円 | 65,760円 | 39,600円 |
21歳以上 | 59,380円 | 29,750円 | 96,240円 | 55,560円 |
年齢問わず補償 | 105,340円 | 50,760円 | 164,880円 | 83,400円 |
セレナ(ミニバン)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 42,070円 | 18,500円 | 75,840円 | 40,920円 |
26歳以上 | 43,610円 | 19,340円 | 80,280円 | 43,080円 |
21歳以上 | 65,920円 | 28,330円 | 116,520円 | 56,160円 |
年齢問わず補償 | 117,840円 | 48,560円 | 191,160円 | 81,360円 |
なお年齢条件について35歳以上は三井住友海上のみとなっており、ソニー損保は30歳以上補償での見積もりとなっています。
またソニー損保のプランではオプションとして弁護士費用特約と個人賠償責任特約が付帯されています。
上記を見てもわかるように通販型なら保険料を4万円台まで抑えることが可能となっています。
別に通販型に加入しろといっているわけではありませんが、ここまで保険料が安くなると新たな選択肢が増えてくるでしょう。
例えば人身傷害保険の補償金額を引き上げたり、搭乗者傷害保険を付けたり、今までつけていなかった特約を付けたり、車両保険をエコノミーから一般に変えて免責を外したりということです。
等級が低いころは保険料の関係であきらめざるを得なかった部分も多いですが、等級が上がってくると年齢条件も高く設定できる方が多いのでその分保険料に余裕が出てきます。
保険に入りたてのころなんてどんなに節約しても最低限の補償で10万円はしていましたからね。
そう考えると17等級は保険に幅が出てきて補償を組み立てるのも楽しくなってくると思います。
もちろんこれまで通販型だったのを代理店型に変更するというのも1つの方法だと思います。
これだけで保険の管理は楽になりますし、いざというときにいろいろ相談することもできますからね。
保険料が下がったことを喜ぶだけではなくこれをチャンスだと思っていろいろ見直してみるのがいいと思います。
自分の保険が適正なのかどうかを手っ取り早く判断するには一括見積を利用してみるという手もあります。
これなら1度の見積もりで主要保険会社の補償プランを簡単に比較することもできますからね。
特にこれまでまだ一度も見直しを行っていないという方はぜひ見直しをしてみてください。