7等級の自動車保険の相場はいくらぐらいになるのでしょうか?
自動車保険で7等級になるには2つの方法があります。
1つは6等級から1年間無事故で過ごすことで1等級アップして7等級になる方法で、もう一つはセカンドカー割引を利用して7等級からスタートする方法です。
前者は7F等級と表示され後者は7S等級と表示されることになります。
表記が違うからには割引率にも差があるのですが、7F等級は30%割引、7S等級は34%割引なのでそこまで大きな違いはありません。
ただセカンドカー割引を利用しない6S等級では4%割増の保険料になるので、セカンドカー割引がいかに大きな割引なのかがわかると思います。
もし条件を満たしているならぜひセカンドカー割引を利用しましょう。
セカンドカー割引の適用条件については以下のページにまとめているので参考にしてください。
https://cheffoundation.org/waribiki/fukusuwaribiki.html
7等級(7F等級)になったら保険料がどれくらいになるのか代理店型の大手である三井住友海上と通販型の大手であるソニー損保で見積もりを取ってみました。
大まかな見積もり条件は以下の通りです。
【見積もり条件】
- 年齢:44歳
- 初年度登録年:2018年2月
- 運転者限定:本人と配偶者限定
- 使用目的:日常・レジャー
- 走行距離:5000㎞以下
- 免許の色:ゴールド
- 車両保険:一般型
見積もりをとったのは各ジャンルで人気車種であるアクア、N-Box、セレナとなっています。
このいずれにも乗っていないという場合は近いジャンルの車種の保険料を参考にするといいでしょう。
アクア(普通車・ハイブリッド)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 69,490円 | 37,830円 | 121,680円 | 69,360円 |
26歳以上 | 72,210円 | 39,600円 | 129,360円 | 73,920円 |
21歳以上 | 109,880円 | 59,370円 | 188,400円 | 99,720円 |
年齢問わず補償 | 196,760円 | 103,690円 | 309,720円 | 149,640円 |
N-Box(軽自動車)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 55,700円 | 28,050円 | 90,840円 | 53,160円 |
26歳以上 | 57,780円 | 29,300円 | 95,520円 | 54,120円 |
21歳以上 | 87,440円 | 43,320円 | 140,640円 | 77,400円 |
年齢問わず補償 | 155,890円 | 74,610円 | 242,880円 | 118,920円 |
セレナ(ミニバン)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 61,670円 | 26,570円 | 110,400円 | 55,800円 |
26歳以上 | 63,950円 | 27,800円 | 117,000円 | 59,040円 |
21歳以上 | 97,180円 | 41,190円 | 171,000円 | 78,600円 |
年齢問わず補償 | 174,500円 | 71,320円 | 282,240円 | 116,040円 |
なお年齢条件について35歳以上は三井住友海上のみとなっており、ソニー損保は30歳以上補償での見積もりとなっています。
またソニー損保のプランではオプションとして弁護士費用特約と個人賠償責任特約が付帯されています。
これを見ると下は6万円前後から上は30万円までしますね。
さすがに30万円の保険料は支払えないと思うので選択肢から外した方がいいでしょう。
この保険料を支払うならこのお金で車両保険が必要ない中古車を購入して等級が上がるまでそちらに乗った方がいいでしょうね。
個人的な感想を言うと7等級なら10万円を切れば保険料が安い部類に入ると思います。
通販型ならかなり保険料を抑えることができますが、車種と年齢条件によっては代理店型でも10万円以下に抑えることはできそうですね。
このあたりのことは個人の財政状況にもよるので何とも言えませんが、私だったら通販型に加入するでしょうね。
もしあなたが同じようなことを考えているなら保険に加入するタイミングについてよく考えておきましょう。
通販型に加入するなら自分でインターネットなどから契約する必要があります。
でも車を購入するとほとんどの場合でディーラーで保険への加入を勧められてしまいます。
これは100%代理店型で保険料が割高になりやすく、しかも保険の内容をあまり詳しく説明してくれないことも珍しくないので、通販型に加入するならその場は大丈夫だといって断りを入れましょう。
7等級でも工夫次第では保険料を節約することができるので、悩んでいる方はいろいろ検討してみるといいと思いますよ。