15等級の自動車保険の相場はいくらぐらいになるのでしょうか?
ここまでくると等級も上がってきたな~という感じですね。
無事故なら10年かかったことになりますが、これを短く感じるか長く感じるかは人それぞれでしょうね。
割引率もついに51%となり新規加入時と比べるとはるかに安く感じると思います。
ただこのぐらいの等級になると保険の見直しをする人も少なくなってくるのも事実で、自分の保険料が本当に相場通りなのか把握していない人も多いようです。
事故を起こさない限り人と自動車保険の話なんてしませんからね。
そこで世間一般では15等級の保険料の相場がどのくらいなのか代理店型の大手である三井住友海上と通販型の大手であるソニー損保で見積もりを取ってみました。
大まかな見積もり条件は以下の通りです。
【見積もり条件】
- 年齢:44歳
- 初年度登録年:2018年2月
- 運転者限定:本人と配偶者限定
- 使用目的:日常・レジャー
- 走行距離:5000㎞以下
- 免許の色:ゴールド
- 車両保険:一般型
見積もりをとったのは各ジャンルで人気車種であるアクア、N-Box、セレナとなっています。
このいずれにも乗っていないという場合は近いジャンルの車種の保険料を参考にするといいでしょう。
アクア(普通車・ハイブリッド)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 47,110円 | 24,840円 | 84,600円 | 51,720円 |
26歳以上 | 48,920円 | 25,980円 | 90,000円 | 54,840円 |
21歳以上 | 74,110円 | 38,580円 | 130,080円 | 72,960円 |
年齢問わず補償 | 132,290円 | 66,820円 | 212,640円 | 107,880円 |
N-Box(軽自動車)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 39,600円 | 20,240円 | 65,160円 | 40,320円 |
26歳以上 | 41,050円 | 21,110円 | 68,280円 | 41,040円 |
21歳以上 | 61,820円 | 30,940円 | 99,840円 | 57,240円 |
年齢問わず補償 | 109,740円 | 52,830円 | 171,480円 | 86,400円 |
セレナ(ミニバン)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 43,780円 | 19,210円 | 78,960円 | 42,240円 |
26歳以上 | 45,380円 | 20,070円 | 83,520円 | 44,520円 |
21歳以上 | 68,630円 | 29,440円 | 121,080円 | 58,080円 |
年齢問わず補償 | 122,760円 | 50,540円 | 198,960円 | 84,240円 |
なお年齢条件について35歳以上は三井住友海上のみとなっており、ソニー損保は30歳以上補償での見積もりとなっています。
またソニー損保のプランではオプションとして弁護士費用特約と個人賠償責任特約が付帯されています。
通販型だけですが15等級にもなるとついに4万円以下で契約できる可能性が出てきていますね。
軽自動車の保険料が安くなるのは当たり前ですが、補償プランを工夫すればハイブリッドやミニバンでも同じように安くすることはできると思います。
年齢問わず補償の保険料は相変わらず高いですが、この条件を選ばなければならない人はごくわずかでしょう。
21歳以上補償も保険料を見れば割高に感じますが、それでも十分加入できるぐらいの水準までは下がってきたと思います。
ただ保険に加入して10年が経過しているのでどんなに若くても28歳以上だと思いますので、ほとんどの方は26歳以上補償を選択することができるでしょう。
結婚している方は奥さんの年齢もあると思いますし、場合によっては子供が18歳になって免許を取得したという人もいるかもしれませんね。
その場合は年齢問わず補償にしなければならなくなるので代理店型だと少し厳しいかもしれません。
まあその条件に当てはまる人はあまりいないと思うので当てはまる場合は保険会社に相談してみるといいでしょう。
保険料に大きく影響を与えるのは保険のタイプと年齢条件と車両保険の有無です。
通販型と代理店型は個人の好みもあるので一概には言えませんが、ほかの条件で保険料を抑えるのは比較的容易だと思います。
現在の保険料が高いと感じているなら保険の見直しを行った方がいいかもしれませんね。
まれに若いころに加入した補償プランがそのままになっているという方もいるので、そういったポイントをチェックするためにも自分の補償プランは1年ごとに見直しておいた方がいいでしょう。
自動車保険のいいところは1年ごとに保険会社を変えられるところにあるので、その制度を最大限活用して自分のライフスタイルに合った保険会社に加入するようにしましょう。