10等級の自動車保険の相場はいくらぐらいになるのでしょうか?
任意保険に加入して4年間無事故で過ごすか、13等級の時に事故を起こして保険を使って3等級ダウンすることで10等級になります。
個人的にはようやく2ケタにいったという印象の等級ですね。
保険料が格段に安くなるわけではありませんがようやく一区切りついたような達成感はあります。
できればこのまま無事故で過ごして20等級まで突っ走りたいですね。
とはいうものの10等級の保険料が気になる方も多いと思いますので代理店型の大手である三井住友海上と通販型の大手であるソニー損保で見積もりを取ってみました。
大まかな見積もり条件は以下の通りです。
【見積もり条件】
- 年齢:44歳
- 初年度登録年:2018年2月
- 運転者限定:本人と配偶者限定
- 使用目的:日常・レジャー
- 走行距離:5000㎞以下
- 免許の色:ゴールド
- 車両保険:一般型
見積もりをとったのは各ジャンルで人気車種であるアクア、N-Box、セレナとなっています。
このいずれにも乗っていないという場合は近いジャンルの車種の保険料を参考にするといいでしょう。
アクア(普通車・ハイブリッド)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 52,640円 | 27,640円 | 94,440円 | 56,880円 |
26歳以上 | 54,660円 | 28,910円 | 100,320円 | 60,360円 |
21歳以上 | 82,930円 | 43,050円 | 145,560円 | 80,520円 |
年齢問わず補償 | 148,220円 | 74,740円 | 238,080円 | 119,760円 |
N-Box(軽自動車)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 44,200円 | 22,470円 | 72,480円 | 44,040円 |
26歳以上 | 45,830円 | 23,450円 | 76,200円 | 44,760円 |
21歳以上 | 69,150円 | 34,480円 | 111,720円 | 63,000円 |
年齢問わず補償 | 122,920円 | 59,060円 | 191,880円 | 95,640円 |
セレナ(ミニバン)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 48,890円 | 21,300円 | 87,840円 | 45,960円 |
26歳以上 | 50,690円 | 22,280円 | 93,240円 | 48,720円 |
21歳以上 | 76,790円 | 32,790円 | 135,480円 | 63,960円 |
年齢問わず補償 | 137,540円 | 56,480円 | 222,960円 | 93,480円 |
なお年齢条件について35歳以上は三井住友海上のみとなっており、ソニー損保は30歳以上補償での見積もりとなっています。
またソニー損保のプランではオプションとして弁護士費用特約と個人賠償責任特約が付帯されています。
見積もり条件によって保険料は変わってくるのであくまで参考程度にしてくださいね。
車種にもよりますが26歳以上補償にすることができれば通販型でも代理店型でもかなり保険料を抑えることができてきましたね。
逆に21歳以上補償だと通販型はまだいいですが代理店型はかなり保険料が高めですね。
個人的には車両保険なしという選択肢はない(中古車ならその限りではないが)ので金銭的に余裕がなければ通販型の加入も視野に入れておいた方がいいでしょう。
ただ10等級にもなれば26歳以上補償を選択できる人も多いと思いますし、免許の色もゴールドの方が多いと思いますのでそれなりに保険料を抑えることができると思います。
この条件で保険料が高いと感じる方は必要のない保証がついている可能性も否定できません。
代理店型だと必要のない補償が自動でセットされることもありますし、通販型でもおすすめのプランをそのまま選択してしまうと後になって無駄な補償がついていることに気が付くこともあります。
なので保険料を抑えたいと思っているならある程度自分で補償プランを考えられるぐらいの知識はあった方がいいでしょう。
とはいっても考えなければいけないのは人身傷害をどうするかや搭乗者傷害をどうするか、つける特約は何を選ぶのかぐらいなのでそこまで困ることもないでしょう。
車両保険を一般ではなくエコノミーにしたり免責を付けることで保険料を安くすることもできるようになっているのでいろいろなパターンを検討してみてください。
ある程度自分で補償プランを作れるようなら通販型を視野に入れても問題ないと思いますので、一括見積などで自分に合った保険を探してみるのもいいと思いますよ。