AIG損保はどのような自動車保険を取り扱っているのか調べていきたいと思います。
そもそもAIG損保という保険会社のことをご存知でしょうか?
名前すら聞いたことがないという方もいると思います。
実はAIG損保は2018年1月に誕生した保険会社で、71年の歴史を持つAIU損害保険株式会社と99年の歴史を持つ富士火災海上保険株式会社が合併してできた会社となっています。
新規の会社とはいえ老舗の保険会社同士が合併しているのでノウハウはしっかりと持っていると思われます。
公式サイトを見てみると自動車保険にはAAP(家庭用総合自動車保険)とAAI(一般用総合自動車保険)の2つから選べるようになっていました。
違いを簡単に説明すると普通に加入するならAAPの方になり、何か事業を行っているならAAIに加入するという形になると思います。
そのためほとんどの方がAAPに加入することになると思います。
補償プランは富士火災がベースに
自動車保険の補償プランを見てみると「ベリエスト」「ミューズ」「ベリエストミューズ」というパッケージ化されたプランを選べるようになっており、そこにさらに自分が必要だと思う特約などをセットできるようになっていました。
「ベリエスト」「ミューズ」は富士火災のころから提供している保険プランであり、加入者の移行がスムーズになるように同じ名称にしてあるのだと思います。
各プランを簡単に説明すると、べりエストは車の補償を手厚くしたプラン、ミューズは人への補償を手厚くしたプラン、べりエストミューズはそれらを組み合わせたプランとなっています。
詳しく知りたい場合は公式サイトをご覧になってみてください。
https://www.aig.co.jp/sonpo/personal/product/auto/aap
代理店型?通販型?
もとになっているAIU損害保険株式会社と富士火災海上保険株式会社はどちらも代理店型自動車保険でした。
なので当然それらが合併してできたAIG損保も代理店型自動車保険となっています。
AIU損害保険株式会社と富士火災海上保険株式会社はどちらも代理店型自動車保険にしては保険料が安く抑えられるのが特徴の一つでした。
そのためAIG損保でも保険料を安く抑えられる可能性はあると思います。
事故対応についてはネットで調べてみましたがまだ日が浅いせいかほとんど情報は見つかりませんでした。
ただ一括見積にも参加していますし、個人的にはそこまで悪いイメージはありません。
確か富士火災は事故対応満足度でどこかのランキングで上位を取っていたと思いますし。
まあこればっかりは実際に体験してみないと何とも言えませんね。
合併から2か月後の業績を見てみると富士火災のおかげでかなり良くなっていたので、今後大手と呼ばれる保険会社にどれぐらい迫れるかがポイントとなりそうですね。