13等級の自動車保険の相場はいくらぐらいになるのでしょうか?
自動車保険は割引率が最大になる20等級になるまで最短で14年かかるので13等級はちょうど折り返し地点であるといえるでしょう。
ただし12等級から13等級にアップしても割引率でみると1%しか変わらないので変化を実感できるほどでもないかもしれませんね。
またこのぐらいの等級になると運転も慣れてきて自信過剰になってしまいちょっとしたことが引き金となって事故を起こしてしまうこともあります。
そうなると一気に10等級までダウンし、さらに事故あり係数が適用されるため保険料は跳ね上がってしまいます。
そのような事態に陥らないためにも普段から安全運転を心がけて事故を起こさないように努めていきましょう。
初心に戻るという意味では保険の見直しを行うことで再度20等級への道のりを思い出せると思いますよ。
話が長くなってしまいましたが、ここでは13等級の保険料の相場がどのくらいなのか代理店型の大手である三井住友海上と通販型の大手であるソニー損保で見積もりを取ってみました。
大まかな見積もり条件は以下の通りです。
【見積もり条件】
- 年齢:44歳
- 初年度登録年:2018年2月
- 運転者限定:本人と配偶者限定
- 使用目的:日常・レジャー
- 走行距離:5000㎞以下
- 免許の色:ゴールド
- 車両保険:一般型
見積もりをとったのは各ジャンルで人気車種であるアクア、N-Box、セレナとなっています。
このいずれにも乗っていないという場合は近いジャンルの車種の保険料を参考にするといいでしょう。
アクア(普通車・ハイブリッド)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 48,960円 | 25,780円 | 87,840円 | 53,400円 |
26歳以上 | 50,820円 | 26,950円 | 93,480円 | 56,640円 |
21歳以上 | 77,050円 | 40,060円 | 135,240円 | 75,480円 |
年齢問わず補償 | 137,590円 | 69,450円 | 220,920円 | 111,720円 |
N-Box(軽自動車)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 41,140円 | 20,990円 | 67,800円 | 41,640円 |
26歳以上 | 42,650円 | 21,890円 | 70,920円 | 42,240円 |
21歳以上 | 64,260円 | 32,120円 | 103,920円 | 59,280円 |
年齢問わず補償 | 114,140円 | 54,910円 | 178,440円 | 89,520円 |
セレナ(ミニバン)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 45,480円 | 19,910円 | 81,840円 | 43,320円 |
26歳以上 | 47,150円 | 20,810円 | 86,760円 | 45,840円 |
21歳以上 | 71,360円 | 30,570円 | 126,000円 | 60,000円 |
年齢問わず補償 | 127,690円 | 52,520円 | 206,880円 | 87,360円 |
なお年齢条件について35歳以上は三井住友海上のみとなっており、ソニー損保は30歳以上補償での見積もりとなっています。
またソニー損保のプランではオプションとして弁護士費用特約と個人賠償責任特約が付帯されています。
保険料の相場はだいたい上記の表ぐらいなのですが、条件が同じなのにもかかわらず大きく保険料が外れている場合は必要のない補償がついていたり、その逆で必要な補償がついていなかったりする可能性があります。
また年齢条件や運転者条件が更新されず保険料が高いままになっているという可能性も考えられます。
もし自分に当てはまっていると思ったなら保険証書や公式サイトから契約内容を確かめてどのような条件になっているのか確かめてみるといいでしょう。
この数年の間に年齢条件が細分化されていたり運転者条件が変わっていたりする保険会社もあるので確認の意味でも一度見直しをしておいた方がいいと思います。
保険会社によっては新たな特約が増えているところもあるので気になる方はサポートセンターや担当者に聞いてみるといいでしょう。
保険料の話をすると12等級の時とそこまで大きな変化はないのでそのまま継続するのが無難なような気もします。
ただ代理店型に加入している方で保険料が高すぎると感じている方は通販型を検討してみてもいいとは思います。
とはいっても代理店型には代理店型のメリットもあるので何を重視するかによって変えるといいでしょう。
また同じ代理店型でも保険会社が変われば当然補償プランも変わるので、ライフスタイルに合わせて毎年保険会社を見直ししてみるのが望ましいです。
大手と呼ばれる代理店型には三井住友海上、東京海上日動、あいおいニッセイ同和損保、損保ジャパン日本興亜などたくさんあり、それぞれ得意としている補償が違うのでいろいろ検討してみるといいと思いますよ。
一括見積を利用すればたいていこれらの大手は参加しているので一度の見積もりで比較することができるので一度利用してみるといいと思います。