12等級の自動車保険の相場はいくらぐらいになるのでしょうか?
自動車保険は6等級からスタートするのでようやく12等級になったという印象の方も多いでしょう。
気がつけば保険料もかなり安くなってきていると思いますが、そのような実感がない方はもしかしたら補償プランが見直されていない可能性もあります。
保険開始時は6S等級からスタートし割引率は4%割増なのですが12等級になると48%割引ですからね。
加入時と比べたら5割以上安くなっていなければならない計算になります。
ここでは12等級の保険料の相場がどのくらいなのか代理店型の大手である三井住友海上と通販型の大手であるソニー損保で見積もりを取ってみました。
大まかな見積もり条件は以下の通りです。
【見積もり条件】
- 年齢:44歳
- 初年度登録年:2018年2月
- 運転者限定:本人と配偶者限定
- 使用目的:日常・レジャー
- 走行距離:5000㎞以下
- 免許の色:ゴールド
- 車両保険:一般型
見積もりをとったのは各ジャンルで人気車種であるアクア、N-Box、セレナとなっています。
このいずれにも乗っていないという場合は近いジャンルの車種の保険料を参考にするといいでしょう。
アクア(普通車・ハイブリッド)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 49,880円 | 26,240円 | 89,520円 | 54,120円 |
26歳以上 | 51,790円 | 27,450円 | 95,040円 | 57,480円 |
21歳以上 | 78,520円 | 40,810円 | 137,880円 | 76,680円 |
年齢問わず補償 | 140,250円 | 70,780円 | 225,480円 | 114,000円 |
N-Box(軽自動車)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 41,910円 | 21,360円 | 68,760円 | 42,120円 |
26歳以上 | 43,440円 | 22,290円 | 72,240円 | 42,840円 |
21歳以上 | 65,480円 | 32,700円 | 105,960円 | 60,240円 |
年齢問わず補償 | 116,330円 | 55,940円 | 181,560円 | 90,960円 |
セレナ(ミニバン)
ソニー損保 | 三井住友海上 | |||
---|---|---|---|---|
年齢条件 | 車両保険あり | 車両保険なし | 車両保険あり | 車両保険なし |
35歳以上 | 46,330円 | 20,260円 | 83,520円 | 44,160円 |
26歳以上 | 48,030円 | 21,170円 | 88,320円 | 46,680円 |
21歳以上 | 72,710円 | 31,120円 | 128,520円 | 61,080円 |
年齢問わず補償 | 130,150円 | 53,510円 | 211,080円 | 88,920円 |
なお年齢条件について35歳以上は三井住友海上のみとなっており、ソニー損保は30歳以上補償での見積もりとなっています。
またソニー損保のプランではオプションとして弁護士費用特約と個人賠償責任特約が付帯されています。
保険料は等級だけで決まるわけではないので割引率はあくまで目安ですが、それでも契約当初と比べたらかなり安くなっていると思います。
この価格ならそろそろ車両保険ありで代理店型に加入を考えてもいいころだと思います。
軽なら6万円台で加入することも可能ですし、普通車でも8万円台で加入することは十分可能でしょう。
上記は一般車両保険での保険料ですが、エコノミーにしたり免責を付けることによって保険料を抑えることも可能だと思います。
ただ個人的には代理店型がいいというこだわりは特にないので通販型で不便を感じていない場合はそちらでもいいと思います。
なにより保険料を安く抑えることができますしね。
ただ毎年贈られてくるはがき通りに更新しているだけの方は一度補償プランを見直してもいいかもしれませんね。
そうすることで年齢条件や運転者条件、走行距離や特約などに無駄がないかがわかり、逆にライフスタイルが変わったことによって必要になった補償なども見つかるかもしれません。
個人的には弁護士費用特約と個人賠償責任特約は付けておいた方がいいと思っています。
特に自転車に乗る機会が多い方は個人賠償責任特約を付けておいた方がいいでしょう。
ただしこの特約に関しては用意していない保険会社もあるので、そういったことを判断するためにも一度補償プランを見直した方がいいでしょう。
特約一つつけるのに負担は月々数百円程度なのでそこまで負担が大きくなることもありません。
生活環境が変われば必要な補償も変わるので万が一の時に備えて補償プランは完璧なものにしておきましょう。